- 刀根里衣さん『おおきな おおきな にんじん』絵本のあらすじと感想
- 広がる夢の世界
- 幸せなキモチ
ほっこり心が温まる絵本。
刀根里衣さん『おおきな おおきな にんじん』絵本の感想です。紹介するのは 夢いっぱいの絵本です。
『おおきな おおきな にんじん』あらすじ
夢が広がる絵本。
ある時、巨大なにんじんを見つけたうさぎの兄弟。みんなが幸せになる使い道を考えるのですが・・・。
『おおきな おおきな にんじん』感想
利根さんのイラストが好きです。ふわふわでほっこりと癒される。夢が広がりました。
広がる夢の世界
『おおきな おおきな にんじん』は 夢がいっぱい広がる絵本でした。
ウサギの兄弟が大きなニンジンを見つけて、その使い道を考えるお話です。どんな使い道があると思いますか?
私が真っ先に考えたのは、どう食べるかです。サラダにするか、カレーにするか。ウサギさんたちも もちろんそうだろうなと思っていたら全然違いました(笑)
人参がヨットになったり、飛行船になったり、お花畑になったり・・・。突飛なものだけど、たくさんの「夢」があります。思わず私もにっこり。
可愛いいイラストにほっこりしました。想像が広がる絵本です。
幸せなキモチ

この絵本を読んでいると幸せな気分になれます。
使い道を考えるのも楽しいし、刀根さんのイラストも素敵です。でもそれだけではないんですよね。うさぎのある思いがあるからこそ、楽しい気持ちになるんです。それは・・・、
みんなの幸せを願っていること。
にんじんの使い道を考えるうさぎには共通の思いがありました。
いちばん みんなが にっこりする つかいみち
自分だけじゃなく、みんながです。そこに他者を思いやり みんなで楽しもうという気持ちが伺えます。
ほっこりしたい時にオススメ!
1番好きなイラストは最後のページ。
オレンジ色ベースの可愛らしい絵。うさぎさんもみんな幸せそうです。たくさん考えて、ようやくたどり着いた使い道。それは微笑ましいものでした。やっぱり (笑)、最後はこうなったか。
・・・結局どうしたのか? ぜひ絵本を読んで確かめてみて下さいね。きっとほっこりするはず。


