スキマ時間に短編集

『インタビューあんたねこ』くどうなおこ/100万分の1回のねこ

この記事に書かれていること
  • 工藤直子『インタビューあんたねこ』感想
  • 月に抱かれている不思議な猫
  • 星色の魚
  • 100万回死んだねこ

少しだけネタバレあります。

「100万分の1回のねこ」3回目のレビューは、工藤直子さんの詩『インタビューあんたねこ』です。

ひだまりさん。
ひだまりさん。
ファンタジックで楽しいリズム感がありました。

『インタビューあんたねこ』あらすじ

ネコにインタビュー!?

本の評価

おすすめ
かんどう
いがいさ
サクサク

【あらすじ】
工藤直子さんが描く 心温まるトリビュート作品。

『インタビューあんたねこ』感想

1回読むと強く印象に残ります。タイトルの通りインタビューされた猫が答えていく形式なのですが その答えが微笑ましい。

ひつじくん。
ひつじくん。
佐野洋子さんが答えたらこんな感じになるのかな?

このブログで工藤さんの作品にふれるのは2回目になります。絵本『てつがくのライオン』以来です。工藤さんの描く動物は可愛いんですよね。今回のネコも・・・。

月に抱かれている不思議な猫

リズム感があり楽しくなります。最後まで読んでもネコのことがよくわからない。まともに誰なのか答えてくれないんですよね、彼女は。

ひだまりさん。
ひだまりさん。
ネコは気まぐれですからね。

動物の性質を上手く描いているなと思いました。そして彼女が可愛い。

星色の魚

胸がときめきました。

天の川に泳いでいる「ほしいろの さかな」!! 幻想的な世界です。こういうの大好きなんですよね。想像するだけで楽しくなっちゃいます。

でも 猫は自由気まま。・・・愛おしいくらいに。

ひだまりさん。
ひだまりさん。
あなたは誰ですかと聞いたのに、ご飯食べない?ときました (笑)

彼女がなにものかなんて、もうどうでもよくなってしまいました。

100万回死んだねこ!?

佐野洋子さんの絵本『100万回生きたねこ』について書いている文章がありました。

「生きた」と「死んだ」を言い間違えてしまった工藤さん。人は死ぬと星になるとよく言いますが、この詩に月とか星とか出てくるのは、その言い間違いからなのかな?

佐野さんの絵本のトラ猫も この猫と同じく月に抱かれて幸せに暮らしているといいな。白ネコと一緒に。

心地よいリズムの中で

心地よいリズムで楽しく読める詩。

初めは自由気ままな猫に振り回されるように読んでいました。でもこの詩はどしっと構えてコーヒーでも飲みながらゆったりと読むのが良いです。気まぐれなネコと暮らす人のように。

この詩が気ままな猫そのもののように思えてきました。・・・と、同時に愛おしさも湧き上がってきます。

次に読む時はコーヒーでも持って、あっちこっち飛ぶ猫の答えに「あら、そう。」と余裕ぶっちゃおうと思います。

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「100万分の1回のねこ」
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ひだまりさん。
ゆるりと本をよんでいます。ミステリー、ホラー、SF、ファンタジー、何でもよみます。ほとんど小説、ときどき絵本。→ 詳しいプロフィールはこちら

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