- 刀根里衣さんの絵本『ゆめみる ひつじの おくりもの』あらすじと感想
- いちばん大好きなこと
- 夜の遊園地
- 初めてのドキドキと大切な人たち
幸せな気分になれる絵本。
刀根里衣さんの絵本『ゆめみる ひつじの おくりもの』感想です。刀根さんの絵本は 読むのもレビューを書くのも楽しい。
『ゆめみる ひつじの おくりもの』あらすじ
今夜はどんな夢をみる?
子どもたちに夢をプレゼントするひつじの物語。
『ゆめみる ひつじの おくりもの』感想
ふわふわの羊さんが可愛い絵本。幸せな気分になりました。色使いがキレイで優しさが溢れています。
羊の兄弟が子どもたちに夢をプレゼント。末っ子はうまくできるかな?
私のいちばん大好きなこと
私の「いちばん大好きなこと」
美味しいものを食べることや 素敵な物語に出会ったとき。・・・絵本を読んで 好きなことや時間を考えてしまいました。ほのぼのとした読書時間です。
素敵な夢をプレゼントする羊の兄弟。それにはコツがありました。
自分が1番大好きなことを考えること。
それだけでも心地よいですね。この絵本は 読者をとても幸せな気持ちにしてくれます。刀根さんの魔法はすごいです。想像が広がりました。
夜の遊園地
たくさんの夢が描かれていました。
気になったのは夜の遊園地です。
遊園地に行きたくなってしまいました。久しく行ってないなぁ・・・。学生の時に付き合っていた人と行ったときのことを思い出しました。懐かしい思い出です。
刀根さんのイラスト、今回もとてもキレイなんですよね。小鳥のメリーゴーランド、魚の乗り物・・・。
初めてのドキドキと大切な人たち
お兄ちゃんたちは、次々と素敵な夢をプレゼントしていきます。・・・次は、ちびっこひつじの番。
なんでも初めての時はドキドキしますよね。上手くできるか不安な気持ちと期待感と。そんな末っ子の気持ちが伝わってきます。
実は、まさに読んだ時の私もそんな状態。自分の環境が変わりました。でも私の周りには一緒に頑張ってくれている人たちがいる。羊さんに頼りになるお兄ちゃんたちがいるように・・・。
みんなに支えられているんだなと実感しました。とてもありがたいことです。
温かな物語
ちびっこひつじは、どんな夢をプレゼントするのでしょうか?
最後は温かい気持ちになります。読み終わったとき実家に帰りたくなってしまいました。ラストは読んでからのお楽しみ・・・。



