隠された真実とは―。
東野圭吾さん『悪意』感想です。楽しいお話ではないのですが好きな1冊です。
ひだまりさん。
加賀恭一郎シリーズ。
『悪意』あらすじ
加賀恭一郎シリーズ。
本の評価
おすすめ
かんどう
いがいさ
サクサク
【あらすじ】
人気作家・日高邦彦が殺された。刑事・加賀恭一郎は見事な推理で犯人に目星をつけるが・・・。
『悪意』感想
犯人が割と早めに判明してしまうので、初めて読んだ時は、えっ、もう逮捕? という感じでした。
でもその後の展開がすごいんです!!期待を裏切らず最後まで楽しめました。
フー&ホワイダニット
『悪意』は、フー&ホワイダニットに重点をおいた小説になっています。
フー&ホワイダニットとは 誰が、何故?という意味です。
check!
『悪意』は 野々口修の手記と加賀恭一郎の主観が交互に描かれていて、犯人の動機を解明していくお話。
ひだまりさん。
展開が面白くドキドキなんですよね。
読み始めたら止まらない!
刑事・加賀恭一郎、登場!!
密かにファンな私です。加賀さんのシリーズでは 一番印象に残っている作品がこの『悪意』。加賀さんの教師時代のエピソードも書かれていて嬉しくなりました。
最後に本当の動機が解明されるのですが ヒヤリとしました。初めて読んだ時は 全く思いも寄らないものでびっくりした記憶があります。
恐るべき計画的な犯行。まさに悪意に満ちています。明るいお話ではないですが読む価値はある本です。
東野さんはすごい!と前々から解ってはいましたが改めてそう思いました。
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