- 奥野宣之さん『読書は1冊のノートにまとめなさい』内容と感想
- 「書くこと」 の大切さ
- 私の読書ノートについて
- 読書ノートに書くこと
- 読書ノートを書いてみて感じたこと
- あると便利なモノ
読書ノートを書こう!
奥野宣之さん『読書は1冊のノートにまとめなさい』です。本のレビューと私が書いているノートのこと、実際に書いてみて感じたことを中心に書いています。
もくじ
『読書は1冊のノートにまとめなさい』内容
読書ノートを始めようと思っている人にオススメの1冊
本の評価
おすすめ
なっとく
かんどう
サクサク
【内容】
読んだのに内容を覚えていないのはなぜ? 1冊ずつきちんと頭に残す読書術。
『読書は1冊のノートにまとめなさい』と私の読書ノート
それで読んだのが奥野さんの『読書は1冊のノートにまとめなさい』です。とてもわかりやすくて参考になりました。
「読んだから読書ノートをつくる」のではなく、「読書ノートをつくるから読む」
共感しました。実は私もそういう風に本を読んでいたからです。私の場合はノートではなくブログですが。
「書くこと」 が大切

きっかけは Twitter です。とてもわかりやすく読書ノートアップしている方がいて、私もこんな感じで書けたらな・・・と。
私はブログに本の感想を書いています。でもあまり過去に書いたものを読み返したりはしてないんですよね。読みっぱなしになっていると思いました。
・・・で、なぜ読書ノートなの? ブログを読み返せばイイじゃんと思われるかもしれません。その通りなんですが、実際に「書く」ことが大切なんです。
「書く」ことが大切
ブログでも心に残った文章を引用したりしていますが、文字を打つより実際に紙に書き写すことで言葉が鮮明に記憶に残ります。
でも 読書ノートって何を書けば良いの?面倒くさそう・・・と思われるかもしれません。意外とそうでもないんですよ。
読書ノートって何を書くの?
ノートを始めたはいいものの、そもそも何を書いたらよいのか?
私が読書ノートに書いていることをまとめました。
- あらすじ
- ポイント
- 感想
- 連想したもの
参考までに こちらは先日読んだ冲方丁さんの本を読んでの読書ノートです。

※ ネタバレになりそうな箇所は隠してます。
- あらすじ → 起承転結で。
- ポイント → 読む時のポイントや本のテーマなど。
- 感想 → 心に響いた文章をそのまま書き写して、それについて思ったことなど自由に。
- 連想したもの → 読んで連想したものなど。調べたことがあればそれも。
書きたいことがたくさんある時は見開き、あまりない時は1ページで収まるくらいにしています。そして、ところどころ箇条書き(書きやすいから)。
「続けること」が大切です。イイんです、1行でも。継続は力なりです。
本の感想を書くことで本の読み方が変わります。「読んだから読書ノートをつくる」のではなく「読書ノートをつくるから読む」のです。
奥野さんと同じ本の読み方をしていることに気づきました。心に響いた文に印 (フセン) をつけていき、読了後に読み返しています。そしてブログに引用文と自分のコメントを書いていく。
何を書けばよいのか分からないときは?
- 心に引っかかったところ
- なぜ引っかかったのか
- その文章を読んでどう思ったのか
・・・などを書くのも良いです。読書ノートは自分が読むものなので好きなように書きましょう。後で読み返したときに心に響いた文章が書いてあったら楽しいですよね。
書いてみて感じたこと
実際に書いてみて感じたことが2つあります。
① 正直な感想を思いのままに書ける
ノートを書くまではブログでも正直な感想を書いていたつもりでした。でもノートを書いてみると、ブログは人の目を意識したものになっていると実感しました。
読書ノートだと人に見せない分ネタバレありで自由な感想が書けます。
ブログ→人に伝えるもの。読書ノート→自分が感じたことを素直に。
ネタバレありのブログだったら自由に書けるのかな。私のブログはなるべくネタバレなしでいきたいと思っています。(たまにありますが)
② 読み返すことが多い
今のところ読み返しています。自分の字で書くので愛着がわくからかもしれません。
ブログとノート、どちらもそれぞれの良さがある。
- ブログは人に伝える・・・という目線で。他のブロガーさんたちとの繋がりも楽しいです。
- 読書ノートは自分用に・・・。
今日は1部をブログに載せましたが、ノートはこれっきり公開しないでおこうと思ってます。
楽しく書くためにあると便利なモノ
後で読み返したときに楽しいものにしよう!!
カラフルにするのも良し!イラストを書くのも良し!「楽しく書く」というのは大事なこと。万年筆など道具に凝ってみても楽しいかもしれません。
文字を装飾するのに便利なものがあります。文字ライナーです。

これ、便利なんです。修正テープの要領で簡単に文字を目立たせることができます。蛍光ペンのように文字が滲まない。
「書く」以外にも「貼る」ことも良いです。
例えば 本の帯、書評や挟まっている栞なども。雑誌や新聞なもOKです。気になった文章や言葉、写真などがあればそれもペタペタ貼ってコメントを書いていくと面白いノートが出来そう。
読書を豊かにするために
『読書は1冊のノートにまとめなさい』は、読書生活を豊かにするためのコツがわかりやすく書かれています。
素晴らしい本に出会ったとき、いつまでも忘れないようにしたいですよね? 読みっぱなしではなくて1冊の本を深く理解する。そういう風に本を読みたいなと思いました。
これから読書ノートを始めようと思っている人にオススメの1冊です。
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