- 佐伯和人さんの児童文学『月はぼくらの宇宙港』あらすじと感想
- 宇宙と夢の月面基地
- 遠い昔からある宇宙や地球
- 月について
楽しい月面基地へ!
佐伯和人さんの児童文学『月はぼくらの宇宙港』感想です。興味があったら取っかかりにはちょうど良いかも・・・と思える1冊でした。
『月はぼくらの宇宙港』あらすじ
夢が広がる未来を想像できる1冊。
本の評価
おすすめ
かんどう
いがいさ
サクサク
【あらすじ】
夢が膨らむ宇宙港。これからの月と人類の関わりをわかりやすく描いた本。
『月はぼくらの宇宙港』感想
小・中学生向けの本ですが面白かったです。宇宙のこと、月のこと・・・。わかりやすく書かれているのでとても読みやすい。
広大な宇宙と夢の月面基地

宇宙についてもっと知りたくなりました。表紙のイラストを眺めているだけでもワクワクしてきます。
月に宇宙ステーションや太陽光パネル・・・。
それほど遠くない未来を想像できる 夢いっぱいの月面基地。月について詳しく書かれていて読むのが楽しかったです。
150ページほどなのですぐ読めてしまいますが、内容は濃いものになっていました。
「生物を何度も滅ぼそうとした地球」 という章を読みながら、上田さんの『華竜の宮』を連想しました。

遠い昔からある宇宙や地球
ページをめくると目に飛び込んでくるのは、アポロ17号から撮影された地球の写真です。
誰もが1度は見たことがある有名な写真ですね。暗闇に浮かぶ青いビー玉のような地球。ここに私はいるんだよね、と不思議な気分になります。
宇宙について想像するとき、いつも感じることがあります。私ってとてもちっぽけな存在なんだということです。
悔しい気持ちになりました。
まだまだ知らない月

夜に見ている月って、実は片一方だけなんですよね。人が月に降り立ったのも月の表がわです。
ホーガンのSF小説『星を継ぐもの』を読んだ時に気になって少し調べたことがあるのですが、月の裏がわは未だに謎が多い。

こういうのって、とても気になるんですよね。本書では そのことについても詳しく書かれていました。
びっくりしたのは 月には水が存在するかもしれないということ。
月ってカラカラなイメージだったのですが、それが崩壊した瞬間でした。
太陽の光が全く差し込まない場所に氷があるのかもしれません。そのことについて3つの理由が書かれていました。
夢が広がる未来
宇宙がもっと身近になったら・・・。そんな想像が駆けめぐります。
宇宙美容師、宇宙保母さん、宇宙旅行作家・・・。
こんな職業が出来るかもしれません。ワクワクします。夢が広がりますよね。
こちらもオススメ


