大人から子どもまで楽しめるオススメ絵本
刀根里衣 (とねさとえ) さんの絵本が好きです。何冊か読みましたが どれも素晴らしく、大人から子どもまで楽しめる。
- 友情が感じられる絵本
- 癒される絵本
- 切なくて泣ける絵本
刀根さんは、イタリアを拠点に創作活動を行っている絵本作家。幻想的で繊細なタッチのイラストに ほっこりします。
もくじ
友情が感じられる絵本|ほっこりしたいときにオススメ

まずは ほっこりしたいときにオススメ。友情が感じられる絵本です。
『ぴっぽのたび』
一緒に旅をしよう!
ぴっぽは、孤独なカエルでした。でも羊と出会い、たくさんの素敵な夢を旅します。
小さなかえるのぴっぽ。一人ぼっちだったぴっぽが羊と出会い、夢の中を旅する物語です。12ヶ月を一気に旅する2人は 気心の知れた昔からの友だちのようでした。

『ぼくのともだち』
出会いと別れ、そして・・・。
孤独なうさぎの元に 迷子のたまごがやってきました。彼らは一緒に過ごすも、やがて別れの時が・・・。
リンゴの家でうさぎは1人ぼっちでした。でもある日、迷子のたまごと出会います。その日から2人はいつも一緒。とても楽しそうで、読んでいると嬉しくなりました。

癒される絵本|疲れたときにオススメ

続きまして 疲れたときにオススメの絵本。癒されます。
『きみへのおくりもの』
大好きな君へ。
すれ違うクロとシロ。最後に大切なものは何かを知ります。心が温まる絵本。
2匹のネコは星がきらめく夜に散歩に出ました。湖に浮かぶキラキラ光るものをシロにプレゼントするために・・・。シロがクロを想う気持ちや、クロがシロを想う気持ちが伝わってきてホッコリします。

『モカと幸せのコーヒー』
ほっとするコーヒータイム
白いうさぎのモカが作るコーヒーは幸せの味。傷ついた青年の心もポカポカになる。癒しの絵本。
主人公は人間の男の子。日常に疲れた青年が、うさぎのモカと出会います。疲れているとき、何もかもどうでもよくなってしまうとき・・・。この絵本は、そんな状態のときにオススメです。

『わたし、お月さま』
刀根里衣 × 青山七恵
お月さまは 以前に会った宇宙飛行士に会うために地球に行くことにしました。世界中を探し回るお月さま。でも彼はなかなかみつかりませんでした・・・。
刀根里衣さんのイラストに、青山七恵さんの文章が描かれた絵本。ふわふわで、愛情に満ちていました。寂しがりやのお月さまが地球へ行くお話です。

切なくて泣ける絵本|キュンとしたいときにオススメ

最後は キュンとしたいときにオススメ。切なくて泣ける絵本です。
『なんにもできなかったとり』
イタリアデビュー作
何をやってもうまくできない鳥のおはなし。生きるとはどういうことか。幸せとは・・・? 心が震える感動作。
生きるって、どういうことか。幸せって、どういうことか。1羽の不器用なトリを見ていると、自分と重なるようで号泣しました。切ないけれど美しい。自己犠牲の愛を描いた絵本です。

『おもいで星がかがやくとき』
かけがえのない人を喪ったとき・・・
ある日、ピナの大切なひとがいなくなってしまいました。そのひとは、お星さまになったといいますが・・・。
『おもいで星がかがやくとき』は 大切な人をなくした喪失感と、それを乗り越えていくネズミのピナの姿が描かれています。切なくて、刀根さんの言葉が優しくて泣きそうになりました。

【刀根里衣】おすすめ絵本まとめ
刀根里衣さんの、幻想的でほっこり癒される&切なくて泣ける絵本でした。
- 「ぴっぽのたび」
- 「ぼくのともだち」
- 「きみへのおくりもの」
- 「モカと幸せのコーヒー」
- 「わたし、お月さま」
- 「なんにもできなかったとり」
- 「おもいで星がかがやくとき」


