- 絵本『ぐりとぐらの おきゃくさま』あらすじと感想
- ぐりとぐらについて
- 大きな足跡の先
- 賑やかなクリスマス
『ぐりとぐらの おきゃくさま』
中川 李枝子 (作)
山脇 百合子 (絵)
クリスマスにオススメの絵本。世界中で大人気「ぐりとぐら」シリーズです。小さな頃に一度読んだことがあって懐かしながら微笑んでしまいます。可愛いですよね。
『ぐりとぐらの おきゃくさま』あらすじ
ほっこりする絵本
大きな足跡を見つけたぐりとぐら。それを辿っていくと・・・。
『ぐりとぐらの おきゃくさま』感想
小さな双子ちゃん
青い服を着ているのが、ぐり。
赤い服を着ているのが、ぐら。
好きなことは「おりょうりすること」と「たべること」です。「たべること」は 私も同じ。
このシリーズの絵本って食べ物がとても美味しそうに描かれていますよね。お腹が空いてきちゃいました。
大きな足跡の先には・・・

森で雪合戦をしていたぐりとぐらは、大きな「あな」を見つけます。
小さな2匹には 足跡が落とし穴に見えたようですね。微笑ましくなります。その足跡を辿っていくと・・・。
自分たちの家にたどり着いたようです。気づかずに辿っていくところがマヌケで可愛い。時間がゆるりと流れている気がして心が和みます。
賑やかなクリスマス

家の中には 大きな長靴や真っ赤なオーバーに帽子、手袋と靴下がありました。誰かがいるみたいです。部屋の隅にはとても大きな袋が置いてありました。
ぐりとぐらはその人物を探しますが、どこにもいません。寝室にもお風呂場にも。そのときです。とてもいい匂いがしてきました。
美味しそう。甘くて美味しいカステラを想像してしまいます。しかも焼きたて。慌ててキッチンに向かい、見た光景は・・・
「クリスマス おめでとう」
とても素敵なプレゼントでした。その夜はみんなでクリスマスパーティ。賑やかで楽しそうです。
ほっこりと癒される
『ぐりとぐらのおきゃくさま』はシンプルな言葉と絵で読みやすい絵本でした。ホワホワと温かさが伝わり微笑んでしまいます。
保育園に務めていた作者の中川李枝子さん。子供たちを喜ばせたい一心で作られたお話とのことです。
余計なものがない言葉は 子供にも理解しやすいようにとの配慮なのでしょうね。


他にもあります
