『うさぎのくれたバレエシューズ』絵本あらすじ・感想文|夢中になれるもの|安房直子
- 『うさぎのくれたバレエシューズ』あらすじと感想文
- 踊るシーンが好き
- 夢中になれるものについて
夢中になれるもの。
安房直子さん『うさぎのくれたバレエシューズ』感想です。大好きな安房直子さんの絵本。
ほんわりした絵が可愛いくて癒やされました。イラストは南塚直子さんが描いています。
ほんのりと心が温まる絵本だった。
『うさぎのくれたバレエシューズ』あらすじ
ほんのりと心が温まる
ある日、女の子に届いたバレエシューズ。それは、うさぎからの贈り物でした。
『うさぎのくれたバレエシューズ』感想文
安房さんが描く物語と南塚さんの可愛い絵がマッチしていて優しい感じになっていました。
ほっこりしたよ。
うさぎとバレエシューズ
女の子にバレエシューズが送られてきます。送り元は・・・、
〈おどりがじょうずになりたいおじょうさんへ 山のくつや〉
山のくつやは、うさぎが経営する靴屋さんでした。そこで女の子はうさぎと共に30足のバレエシューズを作ります。そして、うさぎたちと一緒に女の子も踊るのです。
風のように、蝶のように、花びらのように・・・。リズム感があって楽しくなりました。
踊るシーンがとても好き。
安房さんが描く世界は優しくてフワフワしてて、穏やかな気持ちになれますね。・・・ときたま怖い世界もあるけれど。
夢中になれるもの
うさぎと一緒に踊っていた女の子は、知らず知らずのうちにバレエが上手になっていました。バレエシューズ、気付いたときにはもうボロボロです。
山のくつやとうさぎたちは、女の子に踊ることの楽しさを教えてくれた。
何かをするとき、楽しみながらやるのはとても大切なことです。楽しくないことをやっても長続きしないばかりか、自分の身にもつかなかったりも・・・。
この女の子のように、夢中になれるものがあるということは幸せなことだ。