『サンタのおばさん』あらすじ・ネタバレ感想文|ほっこりと愛情にあふれた絵本|東野圭吾

- 『サンタのおばさん』あらすじと感想文
- 絵本の魅力
- 女性サンタと反対派の意見
- 小説『片想い』について
女性サンタ登場!!
東野圭吾さん『サンタのおばさん』感想です。東野さんは絵本も書いていた!!
ほっこりと愛情にあふれた絵本です。

どちらかというと、大人向けだよ。
『サンタのおばさん』あらすじ
サンタクロース会議は大騒ぎ
アメリカ・サンタの後任に立候補したのは前代未聞の女性のサンタ。会議は大騒ぎに・・・。東野圭吾さんのほっこりと癒される絵本。
『サンタのおばさん』絵本ネタバレ感想文
『サンタのおばさん』はタイトルからも想像できる通り、サンタクロースのお話です。
ちょっぴり切なくて心がホカホカになりました。可愛らしい絵は杉田比呂美さんが描かれています。

東野圭吾さんは絵本も面白い。
大人に読んでほしい!絵本の魅力
たくさんのサンタさんが集まり、恒例のサンタクロース会議が行われます。いろんな国のいろんなサンタさんがいて面白いですね。
『サンタのおばさん』絵本の魅力は、ちょっぴりおかしくて切ない気持ちが味わえること。
読んだあとにほっこりと心が温まる物語でした。絵本にしては文字が多く、内容も大人向けというかんじです。読み応えがありました。

イラストにほっこりと癒されたよ。
女性サンタと反対派の意見
なぜサンタクロースは男性だと決めてかかるのかね
アメリカ・サンタの後任に立候補したのは前代未聞の女性のサンタでした。
サンタクロース会議では、様々な議論がくり広げられ揉めに揉めます。そこがまた何とも面白いんですよね。
サンタクロースというと、赤い帽子に赤い服、白い髭のふくよかなお爺さんというイメージがあります。女性のサンタが現れるというのはドキドキしました。

女性サンタ、いてもいいと思う。
ちょっぴり切なかったのは反対派の意見です。
少し肯けるものがあり、切なくなってしまいました。お父さん、がんばれ!!と応援したくなりますね。
様々な議論がくり広げられて、なるほどと感嘆のため息。ストーリーが面白くてさすがでした。
小説『片想い』に『サンタのおばさん』が登場
東野さんの小説『片想い』に『サンタのおばさん』が登場します。

小説の中にでてくる劇団金童の芝居として『サンタのおばさん』が登場していました。
『片想い』はジェンダーを描いたミステリー小説。こんなにも真摯で切ない片想いは他にないかもしれないと、しんみりした一冊です。

こちらも合わせておすすめ。
『サンタのおばさん』は、子供への愛情を感じられる絵本
女性サンタ誕生の裏には、悲しい過去と確かな子供への愛情がありました。
ジーンとして、最後はほっこりと優しい気持ちになりますね。『サンタのおばさん』は、子供への愛情を感じられる絵本です。

なかなか深いストーリーだったよ。


