【東野圭吾】読むならコレ!おすすめ・面白い小説|ミステリーからラブストーリーまで
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- 読むならコレ!東野圭吾おすすめ小説を厳選して紹介
- 東野圭吾、小説の魅力
最高に面白い!東野圭吾おすすめ小説
東野圭吾さんの小説が好きです。かなりの数、東野作品を読んできた私が東野圭吾さんのオススメ小説を厳選しました。
- 超おすすめ小説
- イチオシ☆ミステリー小説
- 異色のラブストーリー&SF・ヒューマン小説
・・・の順に紹介しています。最後は東野圭吾さんの小説の魅力を熱く語っていますので、そちらもどうぞ。
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読みやすいから読者初心者さんにもおすすめだよ。
【超おすすめ】読むならコレ!東野圭吾の絶品小説
問答無用で読むべき絶品小説です。これを読まずに東野圭吾は語れない!【超おすすめ】4冊を厳選しました。
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まずはコレを読もう。
手紙
加害者の家族を描いた小説
月に一度、強盗殺人の罪で服役中の兄・剛志から 弟・直貴のもとに手紙が届く。しかし、ことある事に「強盗殺人犯の弟」というレッテルをはられ・・・。
映画にもなっている『手紙』は、加害者の弟にスポットを当てた小説。兄が犯した罪なのに、差別は弟・直貴や彼の妻、子どもまで及んでしまいます。でも犯罪を犯すということは、こういう結果をもたらすことだと身に染みました。
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理不尽でやり切れない・・・。
![『手紙』あらすじ・ネタバレ感想文|平野社長のことば、差別は当然なのか?|東野圭吾](https://hon-tabi.com/wp-content/uploads/2018/10/20150429054411ba6-1-640x360.jpg)
白夜行
本もドラマも映画もオススメ!
1973年、大阪の廃墟ビルで一人の質屋が殺された。容疑者は次々に浮かぶが、事件は迷宮入りする。被害者の息子・桐原亮司と「容疑者」の娘・西本雪穂は、その後、全く別々の道を歩む。2人の周囲に見え隠れする幾つもの恐るべき犯罪。だが、何も証拠はない。そして19年…。
『白夜行』も映像化されていますね。小説はもちろん、ドラマと映画もオススメです。映画の方が小説に近いと感じました。その理由は心情です。
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小説は雪穂と亮司の心情が一切描かれていないんだ。
だから雪穂と亮司がつるんでいないかのように感じるんです。逆にドラマは心情がたくさん描かれていてボロボロ泣きました。小説、映画、ドラマともに良作。
![『白夜行』あらすじ・ネタバレ感想文|亮司と雪穂の心情|東野圭吾](https://hon-tabi.com/wp-content/uploads/2018/10/20150504162145367-1.jpg)
流星の絆
3兄妹の絆を感じる物語
両親を惨殺されてから、14年後。3兄妹は助け合いながら生きていた。そんなある時、妹・静奈は資格詐欺に引っかかり・・・。
問答無用にオススメです。面白いので読んでなければ読みましょう。両親を惨殺された3兄妹が、一致団結して犯人を突き止めるストーリーです。宮藤官九郎さんが手がけたドラマはコメディー感が強く、小説はもう少し重めでした。
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登場人物が良いんだよね。
![『流星の絆』あらすじ・読書感想文|詐欺と兄弟の絆|東野圭吾](https://hon-tabi.com/wp-content/uploads/2018/10/20150504172644660-1-640x360.jpg)
超たぬき理論 (怪笑小説より)
バカバカしさは正義!
「タヌキには超能力がある!UFOの正体は文福茶釜である!」という説に命をかける男の話。
短編集『怪笑小説』に収められている1話 「超たぬき理論」 です。タヌキに情熱を捧げた1人の男の物語。この短編のすごさは、”バカバカしい=面白い”が成り立つこと。くだらないけど笑えるんですよね。東野さんの凄さを実感した小説です。
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問答無用、まずは読もう!
![『超たぬき理論』怪笑小説あらすじ・ネタバレ感想文|タヌキに情熱を捧げた男|東野圭吾](https://hon-tabi.com/wp-content/uploads/2018/10/20151022161142c15-1-640x360.jpg)
【イチオシ】東野圭吾ミステリー小説 (どんでん返しあり)
上の4冊を読んだら、次はこちら。間違いなく面白いイチオシ☆ミステリー小説です。
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おすすめだよ。
虚ろな十字架
テーマは死刑制度
中原道正・小夜子夫妻は一人娘を殺害した犯人に死刑判決が出た後、離婚した。数年後、小夜子が刺殺されるが、すぐに犯人が捕まった。中原は 別れた妻が死刑廃止反対を訴えていたと知る。
わりと重めなミステリー小説『虚ろな十字架』のテーマは死刑制度です。答えの出ない問いだけど深いんですよね。読み応えたっぷりでした。東野作品は 重めテーマでも読みやすいのが魅力です。しっかりと心に響く、読んで損はない1冊。
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被害者、加害者、弁護士。それぞれの視点での死刑制度が描かれていたよ。
![『虚ろな十字架』あらすじ・ネタバレ感想文|テーマは死刑制度|東野圭吾](https://hon-tabi.com/wp-content/uploads/2018/10/20150504183134b07-1.jpg)
悪意
加賀恭一郎シリーズ
人気作家・日高邦彦が殺された。第一発見者は、その妻と昔からの友人だった。刑事・加賀恭一郎は見事な推理で犯人に目星をつけるが・・・。逮捕された犯人が決して語らない「動機」とはなんなのか。超一級のホワイダニット。
加賀恭一郎シリーズです。それだけでも読む価値あり。加賀さんの教師時代のエピソードも描かれていました。犯人が早めに判明するのだけど、その後の展開が面白いんですよね。犯人は誰か、動機は何か。
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『悪意』は、フー&ホワイダニットに重点をおいた小説。
加賀さんの推理がすごかったです。「悪意」というタイトルがピッタリな小説でした。
容疑者Xの献身
ガリレオシリーズ
これほど深い愛情に、これまで出会ったことがなかった。いやそもそも、この世に存在することさえ知らなかった。運命の数式。命がけの純愛が生んだ犯罪。
ガリレオシリーズ長編小説、映画にもなりました。第134回直木賞受賞作です。ガリレオシリーズは短編も面白くて、長編だと読み応えがありますね。ミステリー好きにオススメの1冊。映画も良くて両方楽しめます。
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キャラ、トリック、ミステリーとしても逸品。
【異色】東野圭吾ラブ&SF・ヒューマン小説
ミステリーだけじゃない!東野圭吾さん、異色のラブ&SF小説。こちらも面白かったのでオススメです。
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読みやすいよ!
変身
自分が自分でなくなっていく恐怖
不慮の事故に巻き込まれて重症をおった成瀬純一。世界初の脳移植手術が行われたが、徐々に性格が変わっていく・・・。
映画にもなりました。脳移植をした主人公・成瀬純一の性格が徐々に変わっていく恐怖が描かれています。まさに「変身」ですね。脳移植したら元の持ち主の性格や嗜好などが影響するのか。以前の自分ではいられなくなるのか。
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小説はミステリー感が強く、映画は ラブストーリーにも重きをおいてた。
![『変身』あらすじ・ネタバレ感想文|自分が自分でなくなっていく恐怖|東野圭吾](https://hon-tabi.com/wp-content/uploads/2018/10/20150504160319979-1-640x360.jpg)
片想い
ジェンダーを描いたミステリー
十年ぶりに再会した美月は、男の姿をしていた。彼女から殺人を告白された哲朗は、美月の親友である妻とともに彼女をかくまうが…。十年という歳月は、かつての仲間たちを、そして自分を、変えてしまったのだろうか。過ぎ去った青春の日々を裏切るまいとする仲間たちを描いた長篇ミステリー。
テーマはジェンダー。東野圭吾さん、社会テーマを扱うと逸品ですね。タイトルの意味が深くて感嘆しました。ジェンダー、性同一性障害、半陰陽・・・。彼らの「片想い」が切実です。
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こんなにも真摯で切ない片想いは他にないかもしれない。
美月の理沙子への切ない恋心、殺された戸倉の一方的な想いも描かれていました。ラブストーリーとしても、ミステリーとしても楽しめる1冊です。
![ジェンダーを描いた『片想い』あらすじ・ネタバレ感想文|悲しき結末とメビウスの帯|東野圭吾](https://hon-tabi.com/wp-content/uploads/2018/10/201708092107234f0-1-640x360.jpg)
パラレルワールド・ラブストーリー
異色のラブストーリー
親友の恋人を手に入れるために、俺はいったい何をしたのだろうか。「本当の過去」を取り戻すため、「記憶」と「真実」のはざまを辿る敦賀崇史。錯綜する世界の向こうに潜む闇、一つの疑問がさらなる謎を生む。精緻な伏線、意表をつく展開、ついに解き明かされる驚愕の真実とは!?
主人公・崇史が親友・智彦の彼女を好きになってしまう切ないラブストーリー。「記憶」と「現実」が交互に描かれていて、パラレルワールド気分も味わえます。もしも記憶が不確かなものだったら?私が私でなくなってしまう恐怖を感じました。
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過去の記憶があるから、私は私でいられるのかも。
パラドックス13
SFミステリー
13時13分からの13秒間、地球は“P‐13現象”に襲われるという。何が起こるか、論理数学的に予測不可能。その瞬間―目前に想像を絶する過酷な世界が出現した。なぜ我々だけがここにいるのか。生き延びるにはどうしたらいいのか―。
東野圭吾さんのSFは新鮮です。さすが、面白い。しっかりミステリー感も味わえました。ボリューミーな1冊だけど、読むと止まらなくなりますね。
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東野圭吾さんはミステリーだけじゃなく、コメディ、SF、どれをとっても面白い。
クスノキの番人
人々の思いが交差するクスノキ
玲斗は不当な理由で職場を解雇され、その腹いせに罪を犯し逮捕されてしまう。そこへ突然弁護士が現れ、依頼人の命令を聞くなら釈放してくれるというのだ。依頼人の待つ場所へ向かうと、年配の女性が待っていた。千舟と名乗るその女性からクスノキの番人を任されることに・・・。
人々の思いが交差するクスノキをめぐる感動作。ほっこりと泣けました。言葉で伝えきれないこと、でも言葉がなくても伝わる思いもあるんですよね。ラストに号泣しました。
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相手を大切に思う気持ちは尊い。
![『クスノキの番人』あらすじ・ネタバレ感想|結末に号泣!東野圭吾おすすめ感動作](https://hon-tabi.com/wp-content/uploads/2020/03/20200323_011831_0000-640x360.jpg)
東野圭吾 小説の魅力
最後に、東野圭吾さんの小説の魅力を・・・。
- 読みやすい
- テーマが深い
- キャラが良い
- 映像も楽しめる作品が多数
読みやすい|東野小説の魅力①
重めミステリーでも、切ないラブストーリーでも、笑えるコメディでも。わかりやすく難しい言い回しがないから飽きずに読めます。
あまり本を読まない人も読みやすいから、読書初心者にもオススメ。
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とにかく読みやすいよ。
テーマが深い|東野小説の魅力➁
紹介した本だと、ジェンダー、兄妹の絆、加害者の家族、脳移植など・・・。
重めテーマは、いろいろと考えるきっかけになります。
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東野作品は科学をテーマにしたものも多数あるんだ。
キャラに味がある|東野小説の魅力③
小説ってキャラが大事ですよね。個性的だったり、人間味を感じられたり・・・。
東野小説はキャラが良い。
ガリレオ、加賀さんをはじめ、「超たぬき理論」 の男だったり、「流星の絆」 の3兄妹、「白夜行」 の雪穂と亮司、「片想い」 の美月・・・。
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どのキャラにも自然と感情移入ができるよ。
映像作品が多数ある|東野小説の魅力④
映像化された作品が多数あるのも魅力です。また違った視点で物語を楽しめるのが嬉しい。
特に 「白夜行」 ドラマは号泣しました。小説では一切描かれていなかった雪穂と亮司の心情がメインで描かれていて・・・。
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別の視点で物語を楽しめるよ。
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