【道尾秀介】おすすめ小説|必ず騙されるどんでん返し!面白いミステリー&切ない絵本
![道尾秀介おすすめ小説](https://hon-tabi.com/wp-content/uploads/2022/04/20220424_102230_0000.jpg)
必ず騙される!道尾マジック
道尾秀介さんの小説で面白かった作品を集めました。実際に読んでハマった本ばかりです。
- 騙され感が爽快!イチオシ小説
- おすすめミステリー小説
- 切ない絵本
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道尾さんの小説は、ラストまで気が抜けないんだ。
今回は騙されないぞ!・・・と思いながら読むのだけど、やっぱり騙される。でもこの騙され感がクセになるんです。
ぜひ、道尾マジックに騙されてください。
【道尾秀介】騙され感が爽快、イチオシ小説
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まずは、これは絶対よんでおきたい作品をご紹介します。だまされ感が爽快・・・イチオシ小説です。
![ひつじ。](https://hon-tabi.com/wp-content/uploads/2020/08/hituzi.jpg)
めちゃめちゃ面白かったよ。
『カラスの親指』
ペテン、ペテンの連続!!
詐欺を生業として生きる中年男2人組。ある日、彼らの生活に1人の少女が舞い込む。やがて同居人は増え、5人と1匹に。奇妙な生活が始まったが、残酷な過去は彼らを離さない。各々の人生を懸け、彼らが企てた大計画とは?息もつかせぬ驚愕の逆転劇と感動の結末。
『カラスの親指 by rule of CROW’s thumb』は詐欺師のお話です。・・・詐欺の手口が華麗なんですよね。悪いことをしているのに、登場人物に魅力を感じてしまう。二重、三重のペテンは騙され感が半端ないけど爽快でした。
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道尾マジックにハマりそう。
道尾秀介さんの小説では『カラスの親指』が一番おすすめです。ラストはジーンとしました。
![『カラスの親指』あらすじ・ネタバレ感想文|タイトルの意味に驚愕!華麗な詐欺師たち|道尾秀介](https://hon-tabi.com/wp-content/uploads/2018/10/20150405042228c49-1-640x360.jpg)
『カエルの小指』
『カラスの親指』続編!
詐欺師から足を洗い、実演販売士として真っ当に生きる道を選んだ武沢竹夫。しかし謎めいた中学生・キョウが「とんでもない依頼」とともに現れたことで彼の生活は一変する。ふたたびペテンの世界に戻ることを決意した竹夫。まひろ、やひろ、貫太郎らと「超人気テレビ番組」を巻き込んだド派手な大仕掛けを計画するが・・・。
『カエルの小指 a murder of crows』は『カラスの親指』続編にあたります。前作から10年後の物語。ペテン、ペテン、ペテンの連続で、騙しているつもりが騙されていたというビックリ展開でした。
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このシリーズ、好き。
ミステリー感はあまりないけど、騙され感が半端なくて面白いんです。2作品続けておすすめ。
![『カエルの小指』あらすじ&ネタバレ感想・タイトルの意味を考察|道尾秀介](https://hon-tabi.com/wp-content/uploads/2019/10/20191028_164947_0000-640x360.jpg)
【道尾秀介】ハマる!おすすめミステリー小説
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続きまして、道尾さんのミステリー小説よりハマった作品をピックアップしました。どんでん返しありのラストまで気が抜けない小説です。
![ひつじ。](https://hon-tabi.com/wp-content/uploads/2020/08/hituzi.jpg)
最後まで楽しめるよ。
『向日葵の咲かない夏』
ダーク・ミステリー
夏休みを迎える終業式の日。先生に頼まれ、欠席した級友の家を訪れたが、S君は首を吊って死んでいた。だがその衝撃もつかの間、彼の死体は忽然と消えてしまう。一週間後、S君はあるものに姿を変えて現れた。僕は妹のミカと、彼の無念を晴らすため事件を追いはじめた。
『向日葵の咲かない夏』は子供を主人公として主観を描いた作品。主人公・ミチオの屈折した世界観が怖かったです。楽しいストーリーではなく、どちらかというとダークさを感じました。
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ラストが衝撃だった。
子供の視点だから、純粋のようでクレイジーな怖さもあったり・・・。1度読むと忘れられない物語です。
『スケルトン・キー』
切ないサイコパス
サイコパスの自覚がある坂木錠也は、週刊誌記者のスクープの手伝いをしていた。この仕事を選んだのは、自分の狂気を抑え込むことができるから・・・。ある日、1本の電話から日常が変わりはじめた―。
『スケルトン・キー』はサイコパスを扱った小説です。怖さ60%、切なさ40%といった感じでした。興味深かったのは、サイコパスの要素を持った主人公の心情が痛いくらいに描かれていること。
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だから彼に肩入れしてしちゃう。
怖くも切なさを感じるストーリーです。主人公の周りの人にもサイコパスがいて、そちらの方にヒヤリとしました。
![『スケルトン・キー』あらすじ・ネタバレ感想文|切ないサイコパス|道尾秀介](https://hon-tabi.com/wp-content/uploads/2018/10/20180811215207379-1-640x360.jpg)
『staph(スタフ)』
不可逆性変化の罪
夏都は、ランチワゴンで生計をたてていた。ある日ひょんなことから中学生アイドル・カグヤと出会い、力になるのだが・・・。
『staph(スタフ)』は、ミステリーというよりも家族に重点を置いた小説です。ランチワゴンで料理を売る女性が登場。道尾さんの小説で女性が主人公なのは珍しいんですよね。
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登場人物に魅力があったよ。
親しみやすく、個性あふれるキャラがたくさんでした。本のタイトル「staph」にも注目!!です。
![『staph スタフ』あらすじ・ネタバレ感想文|切ない不可逆性変化の罪|道尾秀介](https://hon-tabi.com/wp-content/uploads/2018/10/2016072109582834b.jpg)
『笑うハーレキン』
ホームレス、一致団結!!
経営していた会社も家族も失った家具職人の東口。川辺の空き地で仲間と暮らす彼の悩みは、アイツにつきまとわれていることだった。そこへ転がり込んできた謎の女・奈々恵。川底に沈む遺体と、奇妙な家具の修理依頼。迫りくる危険とアイツから、逃れることができるのか?
『笑うハーレキン』はホームレスたちのお話です。彼らが一致団結する姿は微笑ましくもあり、頑張って明日を生きていこうという気になれました。みんな仲良しでニコニコしているけど、笑顔の裏には相当の苦労があって重い過去を引きずって生きているんですよね。
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ここで書かれたピエロと道化師の違いが興味深かったよ。
みんな楽しそうに笑っているのに、誰ひとりとして素顔を見せていなかった。・・・それが人間の本質なのかなと、少し切なくなりました。
![『笑うハーレキン』あらすじ・ネタバレ感想文|偽りの顔と素の自分|道尾秀介](https://hon-tabi.com/wp-content/uploads/2018/10/20160225105908a9b-1-640x360.jpg)
切ない絵本『緑色のうさぎの話』
最後に紹介するのは、知る人ぞ知る!道尾秀介さんの絵本『緑色のうさぎの話』です。
切なく心温まる絵本
みんなと色が違う、みどり色のうさぎのはなし。いじめにあったみどり色のうさぎ。彼はある行動に出るのだが・・・。
『緑色のうさぎの話』は、道尾さんが17歳の時に書いたお話です。主人公は緑色のうさぎ。でもみんなと色がちがうから、仲間はずれになってしまうんです。「いじめ」を扱った絵本でした。
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切ないけど心温まるよ。
悩み、楽しさ、孤独、儚さ・・・など、さまざまな感情がわきあがる物語です。
![『緑色のうさぎの話』あらすじ・ネタバレ感想文|切ない絵本|道尾秀介](https://hon-tabi.com/wp-content/uploads/2018/10/20170411140833287-1-640x360.jpg)
【道尾秀介】小説の魅力
道尾秀介さんの小説の魅力は・・・、
- 騙され感が半端なくて爽快
- 最後まで楽しめる
- 本のタイトルの意味が深い
どんでん返しあり、騙され感がはんぱないところが良いです。ラストまで隠し玉があって気が抜けません。
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この感覚、クセになる。
道尾さんの小説はタイトルに意味を含ませる作品が多い印象。このタイトル、どんな意味があるんだろ?・・・と、考えながら読むのは楽しめました。
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けっこう意味深なんだよね。
【道尾秀介】おすすめミステリー小説&絵本まとめ
道尾秀介さんイチオシ小説&絵本でした。紹介した作品はこちらです。
- 『カラスの親指』
- 『カエルの小指』
- 『向日葵の咲かない夏』
- 『スケルトン・キー』
- 『staph(スタフ)』
- 『笑うハーレキン』
- 『緑色のうさぎの話』
![ひつじ。](https://hon-tabi.com/wp-content/uploads/2020/08/hituzi.jpg)
騙されるのがクセになっちゃうかもよ?
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