この記事に書かれていること
- 『ランチのアッコちゃん』あらすじと感想文
- 楽しいランチの時間
- 食べることは生きること
楽しいランチの時間。
柚木麻子さんの小説『ランチのアッコちゃん』感想です。ツイッターのフォロワーさんのレビュー評価が高くて気になってたのですよね。
『ランチのアッコちゃん』は、ほっこりと心が温まる物語でした。
ひだまりさん。
面白かったよ。
小説『ランチのアッコちゃん』あらすじ・評価
ほっこりと優しい物語
あらすじ
地味な派遣社員の三智子は彼氏にフラれて落ち込み、食欲もなかった。そこへ雲の上の存在である黒川敦子部長、通称“アッコさん”から声がかかる。「一週間、ランチを取り替えっこしましょう」。気乗りがしない三智子だったが、アッコさんの不思議なランチコースを巡るうち、少しずつ変わっていく自分に気づく。
本の目次
- 「ランチのアッコちゃん」
- 「夜食のアッコちゃん」
- 「夜の大捜査先生」
- 「ゆとりのビアガーデン」
小説『ランチのアッコちゃん』ネタバレ感想文
『ランチのアッコちゃん』は、4つの短編小説です。
お弁当がアップの表紙はインパクトがありますね。お腹が空いてきました。
ひつじくん。
読み終わったあとに元気になれる。ほっこりと優しい物語だった。
楽しいランチの時間
4つの物語、どのお話も自分に自信が持てなかったりして、しょげてる人がでてきます。
食べることを通じて、前向きに生きていく登場人物たちに元気をもらえました。
上司のアッコちゃんとランチの取り替えっこをする三智子。彼氏に振られた彼女が少しずつ立ち直っていく様が爽快でした。
はじめはオドオドしていた三智子が、見違えるほど前向きに変わっていく姿が眩しかったです。
ひだまりさん。
食べることって大切。誰かと一緒に食べるご飯は美味しいよね。
心まで温まるポトフ
美味しそうなポトフがでてきました。
描写が美味しそうで、食べることが大好きな私としては読むのがとても楽しかったです。
ひつじくん。
ポトフが食べたくなってきた。
食べることは生きること
食べることは生きること・・・・・。
この言葉がとても印象的でした。生きていくために「食べる」のだけど、食というのはそれだけに留まりません。人との繋がりを実感したり、心が満たされたり・・・。
ひだまりさん。
食べることの楽しさや、人との繋がりの温かさを実感したよ。

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