懐かしの教科書・古典

『てつがくのライオン』工藤直子&長新太【あらすじと感想】哲学、始めました!

『てつがくのライオン』

工藤 直子 (文)
長 新太 (絵)

哲学的になろうとするライオンのはなし。

工藤直子さんと長新太さんのコラボ絵本です。長さんの絵が素敵で、ほのぼのしちゃいました。

『てつがくのライオン』あらすじ

哲学はお腹がすく!?

『てつがくのライオン』
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【あらすじ】
哲学を好きになったライオン。彼は 「てつがくてき」 になろうとして・・・。

『てつがくのライオン』感想

「てつがくてき」になろうとするライオン。その姿が可愛く、ちょっぴり可笑しくて微笑んでしまいます。いいなぁ、この主人公。

ライオンにとっての哲学的とは

ライオンは 「てつがくてき」 になろうとします。

・・・でも、ちょっと待って下さい!それってどういうことを指すんだろう?とりあえず言葉を調べました。

哲学的とは・・・哲学 (人生・世界、事物の根源のあり方・原理を、理性によって求めようとする学問。また、経験からつくりあげた人生観。) に関するさま。また、事物や人生などの根本的なあり方を探究するさま。

なるほど、よく分からない・・・(^^;)

尻尾を右にまるめて、腹ばいになって座り、前足をそろえて首をのばし、右ななめ上を向くライオン。

彼はこんな姿勢をします。私も右ななめ上を向いてみました。何となく自分が賢そうに見えるんじゃないかという気になります。これがライオンにとっての 「てつがくてき」 のようです。

どう見ても考えるフリをしているようにしか見えない (笑)。

ここが深い!!

深いなぁと思ったところがあります。

日が暮れるまでずーっと同じ姿勢でいたライオンは、ある事を悟ります。

哲学は肩がこるし、お腹がすく。

ずーっと同じ姿勢をしているんだから、当たり前じゃないかと思われるかもしれません。でもここが一番印象に残りました。なぜかというと、ライオンが自分でやってみて見つけ出した答えだからです。

このライオンのように、何事もやってみるという姿勢が大切なんですよね。

そのことを身をもって教えてくれました。少しライオンさんを見直します。

かたつむりの言葉に・・・

主人公は、かたつむりを信頼しているんです。哲学をやった時の様子を、かたつむりの前で再現します。

とても美しくて立派だと褒められて、嬉しくなったライオンが微笑ましい。

嬉しい言葉って何度も聞きたくなっちゃいますよね。私も褒められると、「えっ、もう一回言って」 と催促しちゃいます。褒められたライオンは、肩こりもお腹がすくのも忘れて 「てつがく」 になる。単純で可愛い。私も哲学してみようかな。

ABOUT ME
ひだまりさん。
ゆるりと本をよんでいます。ミステリー、ホラー、SF、ファンタジー、何でもよみます。ほとんど小説、ときどき絵本。→ 詳しいプロフィールはこちら

POSTED COMMENT

  1. さや より:

    こんばんは(*^-^*)

    ライオンすっごく可愛いですね。頭なでなでしてぎゅーっとしてあげたくなります(笑)小さな男の子みたい。人に認められるのって嬉しいものですよねー。2人の友情が微笑ましいなぁと思います。

    哲学って難しいです。子どもの頃に「ムーミン谷の彗星」に哲学者が出てきて初めて哲学ってなんだろうと辞書を引いてみたけれど、よくわからなかった思い出があります。そして今でもよくわかっていなかったりします…(;^_^A

    それにしてもなんでライオンとかたつむりなんでしょうね。

  2. ひだまりさん。 より:

    こんばんは(*^^*)
    コメントありがとうございます♪

    可愛いですよね。
    私もギューっとしてあげたいです。
    読んでいて微笑ましくなりました。
    ライオンとかたつむり、意外な組み合わせですね。
    なんでだろう?
    (それについて考えるのも、哲学と言えるのかもしれません。)
    しっかりお互いを信頼しあっていて、良いコンビでした。

    ムーミン谷に出てくるのは、ジャコウネズミさんですね(^^♪
    ケーキ踏んずけてましたね(笑)。
    私は以前に、「ソフィーの世界」を読んで、初めて哲学って面白いかも・・・と思った記憶があります。
    内容は忘れてしまいましたが(^^;

    哲学って難しいイメージがありますが、この絵本みたいだと面白く学べそうです。

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