『スタープレイヤー』ネタバレ感想文・あらすじ|恒川光太郎の異世界ファンタジー小説|ほんのたび。読書感想文とあらすじ
ファンタジー

『スタープレイヤー』ネタバレ感想文・あらすじ|恒川光太郎の異世界ファンタジー小説

『スタープレイヤー』読書感想文
ひだまりさん。
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この記事に書かれていること
  • 『スタープレイヤー』あらすじと感想文
  • 異世界の魅力
  • 元の世界には戻れない!?一方通行の異世界
  • 面白かったところ→ラズナvsトレグの戦い
  • 心に響いた言葉・名言

ネタバレあります。ご注意ください

ドキドキ、ハラハラの異世界ファンタジー

恒川光太郎さんの小説『スタープレイヤー』読書感想です。恒川さんの長編小説を読むのは『滅びの園』以来かな。世界観がとても良いですね。

「スタープレイヤー」の世界に行ってみたくなる。・・・もちろん、スタープレイヤーとして

恒川さんの小説を短編も含めて何冊か読んだのだけど、毎回その世界に魅了されるんです。

ひだまりさん。
ひだまりさん。

想像することが楽しくなる小説だよ。

『スタープレイヤー』あらすじ

長編ファンタジー小説

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あらすじ

路上のくじ引きで一等賞を当て、異世界に飛ばされた斉藤夕月。そこで10の願いが叶えられる「スタープレイヤー」に選ばれ、使途を考えるうち、夕月は自らの暗い欲望や人の抱える祈りの深さや業を目の当たりにする。折しも、マキオと名乗るスタープレイヤーの男が訪ねてきて、国家民族間の思惑や争いに否応なく巻き込まれていく。

『スタープレイヤー』ネタバレ感想文|行ってみたい!魅力あふれる異世界

『スタープレイヤー』には魅力的な異世界が登場します。特に行ってみたいと思ったのは・・・、

六つのタワーが聳え立つ、マキオタワー村の図書館

円形の回廊に二列の書架がずらっと並んでいて、五階ぐらいの高さまで、全ての階が本で埋まっている。・・・想像すると圧巻でした。

一九一三年ごろから、八三年ぐらいまでに出版された、本、漫画、雑誌なんかはたいがいあります

そして、全てが読み放題。

ひだまりさん。
ひだまりさん。

本好きには心躍るところだ。何時間でもいれる。

他にも多目的タワーや最上階に屋内温水プールがある宿泊所など、そこで休暇を楽しみたくなる施設が満載でした。

何を願う?「十の願い」を与えられたスタープレイヤー

主人公は斉藤夕月、彼女の視点で物語が進んでいきます。夕月は(運良く?)スタープレイヤーに選ばれ、異世界に飛ばされました。

ちなみに

スタープレイヤーとは、異世界で「十の願い」という力を与えられた希少な存在

文字通り、十個の願いを叶えることができるんです。宮殿を建てたり、人を異世界に呼び寄せたり、亡くなった人を蘇らせたりも・・・。

ひつじ。
ひつじ。

まさに夢のような力。異世界限定だけど魅力的だよね。

私だったら、何を願うだろう。

まずは夕月みたいに住むところかな。シアターハウスも作りたい。あと移動手段に使えるものも欲しいし・・・。夢が膨らみます。

この異世界には他にもスタープレイヤーがいて、後に出会うマキオもそのひとり。マキオタワー村をスターの力で創った人です。

ここまで読むと、夕月やマキオはラッキーな人。・・・でもそれは元の世界に帰れる前提の話なわけで。

ひだまりさん。
ひだまりさん。

恒川さんの小説だから、それでは終わらないんだろうなと思っていたら案の定だった。

元の世界には戻れない!?一方通行の異世界

魅力あふれるけど、ちょっぴり恐怖も感じるのが恒川さんが描く世界。

スターの力を使って願えば元の世界に帰ることが可能と思われていました。でも、雲行きが怪しくなってきます。

「ぼくたち、〈コピー〉なんですよ」

マキオの話だと

スターを使って呼び出した人は、現実世界ではきちんと存在している(本人ではなくてコピーを呼びだしたことになる)。それはスタープレイヤー自身もおなじ

異世界にいるスタープレイヤーがコピーであるのなら、元の世界に帰るとどうなるのか。

元の世界には、もうひとりの自分自身が存在しているから・・・。自分がふたりいることになります。

マキオの結論

帰るという願いをしたスタープレイヤーは消される

ひつじ。
ひつじ。

そんなぁ・・・。それじゃあ、スタープレイヤーは元の世界には戻れないのか。

何ヶ月かの滞在なら異世界に行ってみたいけど、元の世界に帰れないとなると話は別ですね。

ラズナvsトレグの戦いに目が離せない|『スタープレイヤー』面白かったところ

『スタープレイヤー』で面白かったのは、ラズナ王国とトレグの争いに夕月やマキオたちが巻き込まれていくところです。ハラハラドキドキの展開でした。

トレグの侵攻を受けたラズナ王国が陥落

夕月たちは国を脱出して亡命してきたカラ王子をタワー村でかくまい、トレグ兵たちと戦うことになります。

できないということは、心地のよい眠りに近い。何もかも諦めていい。できないのだから。仕方ないは魔法の言葉。それに比べて、できるということのなんと過酷なことか。できる人間には責任がある。できる人間はやらなくてはならない

「できる人間には責任がある。できる人間はやらなくてはならない」という、彼女の心情が心に刺さりました。

ひだまりさん。
ひだまりさん。

けっこうな重圧。夕月はスタープレイヤーだから、望めばある程度は願いが叶うんだ。

彼女の機転により、トレグの侵攻を退けることに成功

これにより、彼女のスター(願いを叶える力)が減ってしまったのだけど・・・。でも他人のためにスターを使うのは、なかなかできることではない気がします。

ひつじ。
ひつじ。

それができる夕月は素敵な女性だった。

『スタープレイヤー』心に響いた言葉・名言

くじ引きで一等賞を当て、異世界に飛ばされた夕月。少し滞在して、元の世界に帰るはずだったのが帰れなくなり・・・。ラッキーなのかアンラッキーなのかわからないけど。

仕方がないから我慢する。そんな風には思わない。そんな風に思い始めたら、きっと人生がつまらなくなる

ひだまりさん。
ひだまりさん。

この考え方、好き。

人生って、考え方ひとつで楽しくもつまらなくもなりますね。過酷な状況でも、めげずに前向きに生きていく彼女の姿が眩しかったです。

そういえば、『SAO(ソードアート・オンライン)』の主人公・キリトもそんな考え方をしていました。

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ひつじ。
ひつじ。

たとえ望まぬ状況になったとしても、夕月やキリトみたいに小さな幸せを見つけて楽しく生きていきたいな。

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