- 『NieR:Automata(ニーアオートマタ)』小説と読む順番
- 漫画『ヨルハ 真珠湾降下作戦記録』
- 舞台『音楽劇ヨルハ』と『少年ヨルハ』
- コンサート『人形達ノ記憶』
これは呪いか。それとも罰か。
PlayStation4ゲーム『NieR:Automata(ニーアオートマタ)』小説&コミックが面白かったです。読むと物語に深みが増すんですよね。
何冊か書籍が出てるけど、読む順番は?
私が読んだ範囲で、出版されている書籍のあらすじと簡単なレビュー、読む順番をまとめました。
ゲームが最高に面白いんです。鬱ストーリーが魅力で、知れば知るほど深みにハマりました。
もくじ
『NieR:Automata(ニーアオートマタ)』小説|読む順番は?
『NieR:Automata(ニーアオートマタ)』小説は、私が読んだもので3冊あります。
- 『NieR:Automata(ニーアオートマタ)長イ話』・・・ゲーム本編のストーリー
- 『NieR:Automata(ニーアオートマタ)短イ話』・・・スピンオフ中・短編集
- 『NieR:Automata(ニーアオートマタ)少年ヨルハ』・・・舞台「少年ヨルハ」&朗読劇の小説版
読む順番は、ゲームプレイ済みか、未プレイかで変わってくるんですよね。
ゲームプレイ済みの場合は、本編の内容&オートマタの世界観がわかっているから、どれから読んでも支障なしです。
ゲーム未プレイの場合は、まず本編ストーリーが描かれた「長イ話」から読むのがおすすめです。オートマタの世界観やストーリーを知っておき、次はスピンオフ「短イ話」が良いですね。最後は「少年ヨルハ」。
時系列ではオートマタより前の物語です。ヨルハ部隊の戦闘モデルに男性型アンドロイドがいない理由がわかるストーリーでした。
読む順番がわかったところで、小説を一冊ずつ簡単に紹介していきますね。
小説『NieR:Automata(ニーアオートマタ)長イ話』
ゲーム本編ノベライズ
アンドロイドが人類の栄光を夢見るとき、機械生命体はヒトのユメを見るか?映島巡、ヨコオタロウで贈るPS4ゲーム『NieR: Automata(ニーア オートマタ)』長編ノベライズ。ゲーム本編裏側のエピソードを語りながら、各キャラクターの知られざる心情を浮きぼりにする!
『NieR:Automata(ニーアオートマタ)長イ話』は、ゲーム本編をなぞったストーリーです。ゲームを3周していれば目新しさはないのだけど、もう一度、追体験できました。
本編ストーリーが逸品すぎて、何度くり返しても泣ける。
2Bの心情が描かれているんですよね。・・・あの時、彼女はどんな想いでいたのかが、わかって良かったです。

小説『NieR:Automata(ニーアオートマタ)短イ話』
スピンオフ中・短編集
アンドロイドが人類の栄光を夢見る遙か昔から、魔法実験兵器は転がり続ける。著者:映島巡&ヨコオタロウ、監修:ヨコオタロウで再び贈る「プレイステーション4」ゲーム「NieR:Automata(ニアオートマタ)」中・短編小説集。新規書き下ろし中編2編を含む“短イ話”の結晶体!
『NieR:Automata(ニーアオートマタ)短イ話』は、本編では描かれなかった中・短編集です。2Bと9Sの宿命がくり返される「記憶ノ檻」と「記憶ノ棘」、A2の過去(真珠湾降下作戦)が描かれた「ヨルハ─Ver.1.05」など、オートマタのキャラに深みが増しました。
2Bと9S、A2好きは読んで損はない小説です。
2Bと9Sが描かれた「記憶ノ檻」と「記憶ノ棘」は、ゲームの周回プレイをしている気分になりました。2人にはこんな展開もあったんだ・・・と、号泣です。
- 「プロメテウスの火」
- 「ヨルハ─Ver.1.05」
- 「記憶ノ檻」
- 「衛星軌道基地バンカー観察日記」
- 「小サナ花」
- 「静カスギル海」
- 「記憶ノ棘」
- 「エミールの追憶」


小説『NieR:Automata(ニーアオートマタ)少年ヨルハ』
舞台&朗読劇ノベライズ
『NieR:Automata(ニーア オートマタ)』前日譚となる舞台「少年ヨルハ」を、著者:映島巡、監修:ヨコオタロウで完全ノベライズ化。”呪い”と”罰”のはじまりを綴った朗読劇作品「ヨルハ計画」から、舞台では語られなかったヨルハM部隊結成に至るまでの物語を含む、自動歩兵人形・ヨルハの定められた運命を辿る。
『NieR:Automata(ニーアオートマタ)少年ヨルハ』は、舞台「少年ヨルハ」と朗読劇作品「ヨルハ計画」を書籍化したものです。オートマタのアナザーストーリー(前日譚)だけど、めちゃめちゃ面白いんですよね。
私は舞台「少年ヨルハ」を見てから小説を読みました。2号と9号はもちろん、他のキャラにも愛着が持てます。キャラひとりひとりの気持ちが描かれていて深みが増しました。

漫画『ヨルハ 真珠湾降下作戦記録』
ニーアオートマタ書籍は小説だけじゃなく、コミックもあります。A2の過去(真珠湾降下作戦)が描かれた『ヨルハ 真珠湾降下作戦記録』が絶品でした。
スピンオフ・コミック
遠い未来。突如襲来したエイリアンと『機械生命体』によって地球は侵略され、人類は月へと逃れた。人類はアンドロイド兵士を開発して、抵抗軍を組織。西暦11941年。膠着した戦況を打破するべく、新型の女性アンドロイド型決戦兵器による部隊「ヨルハ」が編成され、地球の前線へと降下した。人類のために地球を奪還する……その目的遂行のためだけに戦う自動歩兵人形の未来とは?
『ヨルハ 真珠湾降下作戦記録』は、舞台『音楽劇ヨルハ』のコミック版です。後ほど舞台も紹介するけど、この2作品はアタッカー2号(A2)が主人公の物語。
オートマタ本編では強気なキャラだけど、過去のA2は臆病で優しく平均的な能力のキャラでした。
彼女がこんなにも変わったのはなぜなのか。
「ヨルハ 真珠湾降下作戦記録」を読むと理解ができるんです。舞台をみて、このストーリーを読んでからA2のことが愛おしくなりました。
『NieR:Automata(ニーアオートマタ)』舞台とコンサート映像
最後に「NieR:Automata(ニーアオートマタ)」舞台を2作品と、コンサート映像を紹介します。
舞台『音楽劇ヨルハ』
A2の過去ストーリー

遠い未来、機械生命体によって地球を侵略された人類は、月へと逃れていた。第十四次降下作戦において予想外の攻撃を受けた実験部隊『ヨルハ』はたったの四機を残して全滅・・・。しかし、地上に残って抵抗運動を続けていたレジスタンスと合流したヨルハたちは司令部の過酷な運命に応え、機械生命体へと決死の戦いを挑むのだった。
舞台『音楽劇ヨルハ』は、A2の過去「真珠湾降下作戦」を描いた作品です。後にコミック化(『ヨルハ 真珠湾降下作戦記録』)されました。A2とアネモネが初めて出会ったのは、このときですね。
音楽が素晴らしく、大迫力!
本当は舞台で見たかったのだけど、もう終わっているので映像でみました。それでも素晴らしかったです。
舞台『少年ヨルハ』
ヨルハM部隊ストーリー

自動歩兵人形ヨルハ。その男性型モデルのテストケースとして創設されたM部隊。そこは少年達が訓練する学校のような場所だった。物語は主人公九号を含む⼆期生達の入隊から始まる。先輩モデルとの交流を通しながら学園⽣活に慣れてゆく新人達。しかし、そこには、ヨルハ部隊に対して疑念を抱く者が現れるようになっていった……。
舞台『少年ヨルハ』はオートマタ本編の前日譚、アナザーストーリーです。男性型モデルからなる、自動歩兵人形ヨルハM部隊が描かれていました。こちらは後にノベライズ化されています。
めちゃめちゃ鬱ストーリーだけど面白い!
舞台をみていると、キャラの心のすれ違いや葛藤に胸が痛みました。役者さんの表情や戦うシーンが圧巻なんです。
コンサート『人形達ノ記憶』
コンサートBlu-ray
「NieR」シリーズのコンサート『人形達ノ記憶』―2017年5月5日によみうりホールで開催された千秋楽公演をBlu-rayに収録。生演奏・生歌による至高のNieR音楽と、世界観を表現する朗読劇パートをノーカットで収録。さらに全5公演で異なるシナリオの朗読劇パートの中で、映像に未収録の朗読パートを新たにスタジオで収録!
「NieR」シリーズのコンサート映像『人形達ノ記憶』が素晴らしかったです。歌手が歌う映像と朗読劇が楽しめるBlu-ray。
『NieR:Automata(ニーアオートマタ)』は音楽がめちゃめちゃ良いんですよね。私がゲームをプレイするきっかけになったのは、音楽でした。
サウンドトラックはこちら
その素晴らしい曲たちをコンサート映像で見て聞ける『人形達ノ記憶』は圧巻でした。もう神レベルです、ありがとうございます!
『NieR:Automata(ニーアオートマタ)』小説&コミック読む順番まとめ
『NieR:Automata(ニーアオートマタ)』書籍や舞台作品などを紹介しました。
- 小説『NieR:Automata 長イ話』・・・ゲーム本編ストーリー
- 小説『NieR:Automata 短イ話』・・・中・短編集
- 小説『NieR:Automata 少年ヨルハ』・・・舞台『少年ヨルハ』&朗読劇の小説版
- 漫画『ヨルハ 真珠湾降下作戦記録』・・・舞台『音楽劇ヨルハ』のコミック版
- 舞台『音楽劇ヨルハ』・・・A2の過去「真珠湾降下作戦」ストーリー
- 舞台『少年ヨルハ』・・・男性型アンドロイドのヨルハM部隊ストーリー
- コンサート『人形達ノ記憶』・・・NieR音楽と、朗読劇パートを収録した映像
小説を読む順番は以下がおすすめです。
ちなみに、A2の過去「真珠湾降下作戦記録」が描かれた作品は3つあります。
ストーリーは同じでも少しずつ違うところがあって楽しめるので、どれもおすすめ。小説やコミックはキャラの心情がより鮮明にわかり、舞台は音楽が素晴らしく圧巻でした。
ゲームはこちら
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