【森絵都】おすすめ小説・児童文学|中学生に読んでほしい!読書感想文にも・・・

サクッと読めて心温まる児童文学
森絵都さんの小説が好きです。読みやすくてリアルに心に刺さる。森さんの作品の中から心に響いた本をご紹介します。
大人も子どももオススメ!森絵都さんの児童文学。
思春期の中学生や子ども目線で描かれた小説は学生さんに、ぜひ読んでほしい。

心にグサグサくるよ。
【森絵都】癒やされる!中学生&大人にもおすすめ児童文学

森絵都さんの小説の中で、サクッと読めて心温まる本をピックアップしました。

子ども目線で描かれた小説だけど、大人が読んでも心に刺さるよ。
心が疲れたとき、自分に余裕がないときや自信が持てなくなったときにおすすめ。ほっこりと癒やされて元気になれます。
『カラフル』
心が疲れたときにオススメ
死んだはずのぼくの元に現れた天使。抽選に当たったおかげで 別の人の体にホームステイすることに・・・。
『カラフル』は心が温まるハートフルな青春小説。自分に余裕がない時は、独りで生きているような孤独感を感じたりします。そんな時は世界が一色に見える。でも、ほんとうは優しさや愛で溢れていて世界はカラフルなんです。

世界は自分に向けられた愛であふれているのを実感したよ。
心が疲れたとき、落ちこんだときに読みたい一冊。大人にもおすすめです。

『宇宙のみなしご』
思春期の中学生を描いた物語
中学2年生の陽子と1つ歳下の弟・リンは いつも2人で自己流の遊びを生み出してきた。新しく見つけた遊び。それは真夜中に近所の家に忍び込んで屋根にのぼること。同じクラスの七瀬さんも加わり、3人で屋根にのぼっていたら、いじめられっ子・キオスクに見られてしまい・・・。
『宇宙のみなしご』は思春期の中学生を描いた物語です。憧れの人がいて背伸びをする子や、自分が好きになれずに変わりたいと思う子・・・。思春期の子どもたちは悩みがたえません。私もそうだったかもと懐かしい気持ちを味わえました。

結局は自分は自分なのであって、憧れの人にはなれないんだよね。
自分の個性を大切にしたくなる一冊。自分に自信が持てないときにおすすめです。

『永遠の出口』
少女の成長記
誕生日会の小さな事件、恐ろしい担任との闘い、グレかかった中学時代、高校での切ない初恋・・・。どこにでもいる普通の女の子・紀子の、小学3年から高校3年までの9年間を描いた成長記。
『永遠の出口』は主人公の少女・紀子の成長記を描いた小説。・・・私にとって衝撃の一冊でした。次から次へと、恥ずかしい過去の黒歴史がよみがえってきたからです。

紀子を見ていると心がザワついた。
初めは、なぜだろうと不思議な気持ちになりました。紀子と自分を重ね合わせて読んでいたのです。この小説、すごい。

『リズム』
何気ない日常が幸せに感じる本
中学生のさゆきは、いとこの真ちゃんが大好きだった。ある日、彼の両親が離婚するかもしれないと耳にしたさゆきだったが・・・。
『リズム』は、中学生のさゆきと真のやりとりが微笑ましい一冊。物事は少しずつ変わっていきます。楽しいときも永遠ではないんですよね。何気ない日常がとても幸せだと感じました。

そういう気持ち、大切にしたいよね。
自分は自分のリズムで。人と自分を比べて落ち込んでしまうときにもオススメの一冊です。

『つきのふね』
リアルな青春小説
親友を裏切ってしまったさくら。悩みながらも必死に生きていく姿を描いた青春小説。
『つきのふね』は中学生の子ども目線のリアルな青春小説です。痛いくらいに心に刺ささりました。友だちとうまくいかなくなった子や、精神を病んでいく大人が描かれています。

それでも、みんな必死に生きているんだと実感したよ。
わりとリアルに心がチクチクしたけど、ハートフルな物語。ラストはほっこりしました。

【森絵都】小説の魅力|落ちこんだときに読みたい!

森絵都さんの小説の魅力をあげると・・・
- 読みやすくて懐かしい気持ちになる
- 子ども目線でリアルに心に刺さる
- 心が疲れたとき、落ちこんだときに元気をもらえる
ファンタジーのようでいて、わりとリアルなんですよね。思春期の子どもたちは悩みが多くて心にグサグサきました。自分の過去を思い出したりも・・・。
でも安心してください。読了感はどれも良かったです。

ほっこりと癒やされるよ。
心が疲れたときや、自分に自信が持てなくなったときに読むと元気になれます。そんなときにオススメ。
【森絵都】おすすめ小説・児童文学まとめ
サクッと読めて心温まる森絵都さんの小説でした。どれも読んでほしい本ばかりです。
- 『カラフル』
- 『宇宙のみなしご』
- 『永遠の出口』
- 『リズム』
- 『つきのふね』
最初の一冊はコレがおすすめ


