【Audible】ミステリー&ホラー小説おすすめ|面白い、聴くべき本を厳選|聴く読書
本を聴こう!おすすめミステリー&ホラー小説
『聴く読書』Audible(オーディブル)で聴ける本を集めました。どれも面白くてハマったミステリー&ホラー小説です。
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【Audibleで聴ける】ミステリー小説
まずはAudibleで聴けるミステリー小説より、面白かったものを紹介します。
どれも、おすすめ。
『あの日、君は何をした』まさきとしか
家族が抱える闇と愛
北関東の前林市で暮らす主婦の水野いづみ。平凡ながら幸せな彼女の生活は、息子の大樹が連続殺人事件の容疑者に間違われて事故死したことによって一変する。大樹が深夜に家を抜け出し、自転車に乗っていたのはなぜなのか。
まさきとしかさん『あの日、君は何をした』は、狂っていく母親たちに怖さを感じる小説です。いづみの息子・大樹は、あの日、何をしたのか?・・・後味悪かったけど、最初から最後まで面白く読めました。
これは母子の物語なんだね。
『幻夏』太田愛
切ないミステリー小説
12歳の夏、少年は川辺の流木に奇妙な印を残して姿を消した。23年後、刑事となった相馬は、少女失踪事件の現場で同じ印を発見する。相馬の胸に消えた親友の言葉が蘇る。「俺の父親、ヒトゴロシなんだ」あの夏、本当は何が起こっていたのか。今、何が起ころうとしているのか。人が犯した罪は、正しく裁かれ、正しく償われるのか?
太田愛さんの『幻夏』は、冤罪を扱ったミステリー小説です。切なすぎて号泣しました。読み終わったとき、タイトルの意味を考えてまた号泣・・・。めちゃめちゃ面白かったので、まだ読んでいなければ読むことを強くおすすめします。
トリオシリーズ2作目だよ。『幻夏』から読んでもOK。
ちなみに1作目は『犯罪者』です。こちらも絶品でした。
『カラスの親指』道尾秀介
ペテンの連続で爽快!
詐欺を生業として生きる中年男2人組。ある日、彼らの生活に1人の少女が舞い込む。やがて同居人は増え、5人と1匹に。奇妙な生活が始まったが、残酷な過去は彼らを離さない。各々の人生を懸け、彼らが企てた大計画とは?
道尾秀介さん『カラスの親指』は、騙され感が半端ない小説です。詐欺師の物語でペテンの連続でした。ミステリーというよりは、人情あふれた家族ドラマのような物語です。最後は爽快!!
道尾さんの本では一番好き。
タイトル『カラスの親指』が誰を指しているのかも注目してみて下さい。
『コンビニ人間』村田沙耶香
「普通」って何?
コンビニのアルバイト店員18年目・古倉恵子。36歳未婚。彼氏なし。毎日の食事はコンビニ食、夢の中でもコンビニのレジを打ち、清潔なコンビニの風景と「いらっしゃいませ!」の掛け声が毎日の安らかな眠りをもたらしてくれる。ある日 婚活目的の新入り男性・白羽がやってきて・・・。
ちょっぴりダークな村田沙耶香さんの『コンビニ人間』。普通って何だろう?と考えたくなる1冊でした。その境界線は曖昧です。村田さんが描く登場人物は「普通」や「常識」に囚われてなくて、独特の怖さがあるんですよね。
ダークな雰囲気にハマったよ。
これは、なかなかすごい。衝撃作でした。おすすめです。
『代償』伊岡瞬
とてつもない悪の物語
ある事故をきっかけに、主人公の圭輔は 同級生・達也と暮らすことになった。それが不幸の連鎖の始まりだった・・・。
伊岡瞬さん『代償』は、2人の登場人物を主軸として展開されます。一人は弁護士、一人は犯罪者。描かれているのは、とてつもない悪でした。・・・悪い行いをすれば、やがて自分に返ってきます。いずれ「代償」をはらわなければなりません。
彼がどんな「代償」をはらうことになるのか、気になって止まらなかった。
重めミステリーですが、面白くて一気に読みました。
『氷菓』米澤穂信
古典部シリーズ
いつのまにか密室になった教室。毎週必ず借り出される本。あるはずの文集をないと言い張る少年。そして『氷菓』という題名の文集に秘められた三十三年前の真実―。何事にも積極的には関わろうとしない“省エネ”少年・折木奉太郎は、なりゆきで入部した古典部の仲間に依頼され、日常に潜む不思議な謎を次々と解き明かしていく。
古典部シリーズ第一作目『氷菓』です。省エネ少年が謎を解決していく学園青春ミステリー。米澤さんは小さな謎を散りばめるのが上手い作家さんなんですよね。日常に潜む小さな謎が面白かったです。ちょっぴり苦くもあり、ほのぼのした雰囲気にハマりました。
もう一度、学生時代に戻りたくなった。
『石の繭 警視庁殺人分析班』麻見和史
安定の警察小説
モルタルで固められた変死体が発見された翌日、犯人から警察に電話が入る。交渉相手に選ばれたのは、女性刑事・如月塔子だった。
麻見和史さん『石の繭 警視庁殺人分析班』は、小柄な女性刑事が主人公の警察小説です。シリーズ化されていて、主人公の成長する姿も楽しめました。最後は驚愕のどんでん返し・・・。
推理小説は止まらなくなるよね。
『坂の途中の家』角田光代
心理サスペンス
子どもの虐待事件の補充裁判員に選ばれた里沙子。自分も幼い子どもを育てる母親だった。裁判で証言を聞くうちに、いつしか被告と自分を重ねて見ていることに気づくのだが・・・。
角田光代さん『坂の途中の家』は、重め心理サスペンス。ボタンをかけ違えただけで立場が変わるかもしれない恐怖を感じました。裁判員裁判、子育てなどを通して見えてくるのは「家族愛」です。心がボロボロの主人公だったけど、最後は少しだけホッとしました。
彼女の心の闇は共感できなかったけど、面白かった。
【Audibleで聴ける】宮部みゆき、おすすめミステリーはこれ!
Audibleでは、宮部みゆきさんの小説も充実しています。その中から私の好きな3冊をピックアップしました。
面白かったから、ぜひ。
『火車』宮部みゆき
社会派ミステリー小説
休職中の刑事、本間俊介は遠縁の男性に頼まれて彼の婚約者、関根彰子の行方を捜すことになった。自らの意思で失踪、しかも徹底的に足取りを消して―なぜ彰子はそこまでして自分の存在を消さねばならなかったのか?いったい彼女は何者なのか?
宮部みゆきさん『火車』は、ひとりの女性の凄惨な人生を描いた物語です。クレジットカードによる自己破産などを取り上げた社会派ミステリー小説。追いつめられた彼女の行動が休職中の刑事によって明らかになるのですが・・・。
決して他人事ではない恐怖を感じたよ。
『模倣犯』宮部みゆき
渾身の長編ミステリー
公園のゴミ箱から発見された女性の右腕。それは「人間狩り」という快楽に憑かれた犯人からの宣戦布告だった。比類なき知能犯の狂気に立ち向かう第一発見者の少年と孫娘を殺された老人、二人を待ち受ける運命とは?
宮部みゆきさん『模倣犯』は、超長編ミステリーです。でも気にならないくらい面白くてあっという間に読み切りました。被害者側、加害者側の視点で描かれているからハラハラです。これはハマりますね。
映画化もされた作品。
『ソロモンの偽証』宮部みゆき
学校裁判、開廷!!
クリスマス未明、一人の中学生が転落死した。柏木卓也、14歳。彼はなぜ死んだのか。謎の死への疑念が広がる中、“同級生の犯行”を告発する手紙が関係者に届く。さらに、過剰報道によって学校、保護者の混乱は極まり、犯人捜しが公然と始まった―。
宮部みゆきさんの超長編『ソロモンの偽証』。学園ミステリーで、学校裁判まで開廷しちゃうインパクト大の小説でした。面白すぎて止まらなくなります。特に後半、裁判が絶妙な展開・・・。
長編だけど、一気に読めた。
【Audibleで聴ける】ホラー小説
最後は、Audibleで聴けるホラー小説です。哀愁ある世界が魅力の恒川光太郎さんの本、怖くて面白かった貴志祐介さんの本をご紹介。
面白かったから読んでみて!
『夜市』恒川光太郎
今宵、どこかで 「夜市」 が開かれる
裕司から「夜市にいかないか」と誘われた大学生のいずみ。小学生のころに夜市を訪れた裕司は、弟と引き換えに「野球の才能」を買ったのだという。そのことをずっと後悔していた。そして今夜、弟を買い戻すために夜市を訪れたのだった―。
恒川光太郎さん『夜市』は、ファンタジーよりのホラー小説です。程よいヒヤリ感と、ジブリ映画のような不思議な世界観が魅力。怖いけど行ってみたくなるんですよね。
1冊に、表題作「夜市」と「風の古道」の中編2つ入ってるよ。
どちらも哀愁ある美しい物語。好きすぎて何度も読んでいます。おすすめ
『クリムゾンの迷宮』貴志祐介
生き残りを賭けたゼロサムゲーム
知らずにゼロサムゲームに参加させられた9人の男女。目覚めたら、そこは知らない世界だった―!彼らの運命は・・・。
貴志祐介さん『クリムゾンの迷宮』は、スリル感満点のホラー小説です。生きるか死ぬかを賭けたゼロサムゲームは、ハラハラの展開でした。ロールプレイングゲームをしているような感覚で、怖いけど楽しく読めます。
読み進めるうちに怖さが増してくるよ。
『天使の囀り』貴志祐介
恐怖が、あなたを襲う
ホスピスで働く北島早苗の恋人・高梨は アマゾン調査隊に参加してのち人格が変わってしまう。さらに他のメンバーも異常な方法で自殺を遂げていた。いったいアマゾンで何があったのか―。
貴志祐介さん『天使の囀り』は、怖さとグロさを超えた面白さがある小説です。・・・グロいの苦手なんですけど、面白すぎて止まらなくなりました。怖さも絶品、ストーリーも絶品、ハマります。
貴志祐介さんの本はハズレない。
Audibleで聴けるミステリー&ホラー小説まとめ
Audibleで聴ける、面白かったミステリー&ホラー小説でした。紹介した本はこちらです。
- 『あの日、君は何をした』
- 『幻夏』
- 『カラスの親指』
- 『コンビニ人間』
- 『代償』
- 『氷菓』
- 『石の繭 警視庁殺人分析班』
- 『坂の途中の家』
- 『火車』
- 『模倣犯』
- 『ソロモンの偽証』
- 『夜市』
- 『クリムゾンの迷宮』
- 『天使の囀り』
耳で聴く本も味わいがあって良いんですよね。サンプルを聴いてからの購入がおすすめです。
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