おすすめ小説&絵本

読まなきゃ損!心に残った本15選|2019年に読んだ面白かった小説

読まなきゃ損!心に残った本

2019年に読んで心に残った小説を15冊ご紹介します。とても面白かったのでおすすめ。読まなきゃ損!です。

  • SF・ファンタジー (5冊)
  • ミステリー (6冊)
  • 名作・ほっこり癒され小説 (4冊)
ひだまりさん。
ひだまりさん。
今年もたくさんの素敵な小説に出会えました。

おすすめSF・ファンタジー|世界観が素晴らしい小説

まずは、おすすめSF・ファンタジーより5冊です。どれも世界観が素晴らしく いつまでも小説に浸っていたくなりました。

『火星ダーク・バラード』上田早夕里

ハードボイルドなSF小説

本の評価

おすすめ
かんどう
いがいさ
サクサク

上田早夕里さんのデビュー作。小説の舞台は火星です。ピリッと怖くて圧倒される世界観が魅力。読むと止まらなくなりました。上田さんのSF小説にハズレはありません。

ひだまりさん。
ひだまりさん。
上田さんが描く小説の世界観はどれも完璧で絶品です。

意図的に作られた新人類や、脇役なのに存在感があるジョエルが気になりました。

『火星ダーク・バラード』あらすじ・感想|上田早夕里|遺伝子改変とプログレッシヴ計画上田早夕里さんの小説『火星ダーク・バラード』あらすじと感想です。少しだけネタバレあります。神月璃奈を殺したのは誰か、プログレッシヴ計画、アデリーンの思い、「小鳥の墓」 について書いています。...

『秋の牢獄』恒川光太郎

果たして この日に終わりはあるのか―?

本の評価

おすすめ
かんどう
いがいさ
サクサク

表題作 「秋の牢獄」 を含む3つの短編集です。テーマは 「牢獄」。果たして 主人公たちは牢獄から出ることができるのか。時間のループは、ちょっと怖いです。でも楽しそう。

ひだまりさん。
ひだまりさん。
3つの物語どれも良かったです。

美しくて残酷な世界にハマりました。恒川さんが描く世界は 怖いけど魅力があって憧れてしまうんです。

『秋の牢獄』恒川光太郎【あらすじ&感想】ラストを考察!時間ループに終わりはあるのか恒川光太郎さん『秋の牢獄』あらすじと感想です。少しだけネタバレもあります。哀愁がある美しい世界観とループする時間について、小説のテーマ「牢獄」について、そしてラストの考察も書いています。...

『know』野崎まど

超情報化社会の未来日本

本の評価

おすすめ
かんどう
いがいさ
サクサク

ラノベのような読みやすさ。舞台は、超情報化社会で 「電子葉」 を埋め込むことを義務化された世界です。ぶっ飛んだ世界ですが、「知る」 ということを通して 「生きること」 を深く考えてしまう物語でした。

ひだまりさん。
ひだまりさん。
人は 「知ること」 に対して どこまでもどん欲。「知りたい」 と思うのは人間の本質なんだね。

個人の情報までもが筒抜けっていうのは怖いけど。ある意味ディストピアかもしれませんね。

野崎まど『know』感想と考察 / 「知りたい」 と思うのは人間の本質? 道終・知ルを見て思ったこと野崎まどさんの小説『know』あらすじと感想です。少しだけネタバレあります。電子葉、道終・知ルの能力、人間の本質、ラストの考察、結末について書いています。...



『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』フィリップ・K・ディック

映画『ブレードランナー』原作

本の評価

おすすめ
かんどう
いがいさ
サクサク

海外作品から有名な1冊。読みやすくて、なかなか深い物語でした。テーマは アンドロイドと人間です。アンドロイドを通して 人間の本質に迫った小説。

ひだまりさん。
ひだまりさん。
アンドロイドが人間と見た目の区別がつかなければ、どうやって判断したらいいんだろ。

AIが人間のように発達した社会では、人間と大きな違いはないのかもしれません。AIと人間が共存していける社会が理想ですね。

『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』フィリップ・K・ディック【あらすじ&感想・考察】タイトルの意味を考えてみた『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』あらすじと感想・考察です。ネタバレあります。タイトルの意味を考えました。アンドロイドと人間の違い、印象に残ったシーンについても書いています。...

『ソードアート・オンライン1 アインクラッド』川原礫

禁断のデスゲーム

本の評価

おすすめ
かんどう
いがいさ
サクサク

アニメ化もされているライトノベルです。「ソードアート・オンライン」 というゲームの中に閉じ込められて、デスゲームが繰り広げられる。でも怖くはありません。

ひだまりさん。
ひだまりさん。
ジャンルはファンタジーです。人間ドラマが魅力。

泣けてほっこりする人間ドラマ、アインクラッドの世界観が良くてハマりました。

ソードアート・オンライン
『ソードアート・オンライン1 アインクラッド』川原礫 / 小説版あらすじ&感想川原礫さんの小説『ソードアート・オンライン1 アインクラッド』あらすじと感想です。少しだけネタバレあります。登場人物、フルダイブ型次世代MMO『SAO』、5つの魅力、アニメを見る順番について書いています。...

別館『アニメの缶づめ』でアニメの感想も書いています。

おすすめミステリー|面白すぎて止められない小説

おすすめミステリー6冊です。面白すぎて止められなくなりました。ドキドキが止まりません。

『まほり』高田大介

長篇民俗学ミステリ

本の評価

おすすめ
かんどう
いがいさ
サクサク

めちゃくちゃ面白かったです。ホラーよりのミステリー小説。特にラスト 「まほり」 の意味がわかったとき、震えがきました。『図書館の魔女』が好きすぎて、マツリカを感じながら読んでしまう。

ひだまりさん。
ひだまりさん。
マツリカは 語られなかった言葉からも推理を繰り広げる人。

やはり高田大介さんの本は言葉が深い。民俗学ミステリということで、その分野でも楽しめます。

まほり
『まほり』高田大介【あらすじ&感想】蛇の目紋と「まほり」の意味に戦慄!言語学者が描くミステリー小説高田大介さんの小説『まほり』あらすじと感想・レビューです。少しだけネタバレあります。残酷無惨な歴史、順序が入れ違う恐怖、和んだシーン、蛇の目紋 (二重丸) とタイトルの意味に戦慄したことについて書いています。...

『希望の糸』東野圭吾

加賀恭一郎シリーズ

本の評価

おすすめ
かんどう
いがいさ
サクサク

加賀恭一郎シリーズです。もうそれだけでもファンにはたまりません。テーマは 「家族」。今回は 加賀さんの従兄弟・松宮刑事にスポットが当たっていました。温かな気持ちがあふれてきて泣けます。

ひだまりさん。
ひだまりさん。
大切な人を思う気持ちは尊い。

すれ違っていた家族が再生されていく様子は心地が良かったです。まさに希望の糸。ちゃんと繋がっているんですよね。

希望の糸
『希望の糸』東野圭吾【あらすじ&感想・解説】 加賀恭一郎シリーズ / その糸は離さない!家族の物語東野圭吾さんの小説『希望の糸』あらすじと感想・解説です。少しだけネタバレあります。テーマ 「家族」、萌奈と行伸の苦しみ、松宮刑事の葛藤、タイトルの意味、家族が再生される結末について書いています。...

『神の手』久坂部羊

テーマは安楽死

本の評価

おすすめ
かんどう
いがいさ
サクサク

医師が主人公の 「安楽死」 を扱ったミステリー小説です。それによって 神の手になるか、それとも死神の手になるかは紙一重。「安楽死」 法制化の裏で繰り広げられる暗躍では、人々の自分勝手な思惑があふれていました。

ひだまりさん。
ひだまりさん。
なかなか興味深い。

リアル感・ミステリー感もあって、読み応えがありました。何よりテーマを深く掘り下げているのが良かったです。

『神の手』久坂部羊【小説あらすじ&感想】安楽死用薬ケルビムの魅力とセンセイの正体は!?衝撃の結末久坂部羊さんの小説『神の手』あらすじと感想です。結末と "センセイ" の正体についてネタバレあります。WOWOWドラマ登場人物とキャストをまとめました。安楽死について、JAMA (日本全医療協会) の思惑とポストマ事件、タイトルの意味と解釈、安楽死専用薬 「ケルビム」 についても書いています。...



『コンビニ人間』村田沙耶香

第155回芥川賞受賞作

本の評価

おすすめ
かんどう
いがいさ
サクサク

楽しそうな話?と思って読んだら、めちゃめちゃヘビーでダークな物語でした。・・・そうですよね、村田沙耶香さんですものね。でも面白かったです。コンビニ店員を描いた『コンビニ人間』というタイトルがピッタリな小説。

ひだまりさん。
ひだまりさん。
このダーク (?) な雰囲気が好き。

「普通」 ってなんだろうと思いました。自分の 「普通」 が 他人の 「普通」 とは限らない。逆も然りです。これはすごくオススメな1冊。

コンビニ人間
『コンビニ人間』村田沙耶香【あらすじ&感想】普通であり続ける必要なんてない!面白くて怖い衝撃作村田沙耶香さんの小説『コンビニ人間』あらすじと感想です。少しだけネタバレあります。普通や常識から外れている主人公、普通が逆転した瞬間、結末と連想した3つの言葉について書いています。...

『カエルの小指』道尾秀介

『カラスの親指』の続編!

本の評価

おすすめ
かんどう
いがいさ
サクサク

『カラスの親指』の続編、壮大なペテンを描いたお話です。さすが道尾さん。ペテン、ペテン、ペテンの連続でした。騙しているつもりが騙されていたという前作を思わせる展開です。これが面白いんですよね。

ひだまりさん。
ひだまりさん。
道尾さんの小説は タイトルの意味を考えるのも楽しい。

タイトルに深い意味を含めた小説が多いイメージです。今回も意味深でした。期待を裏切りません。

道尾秀介さんの小説カエルの小指レビュー
『カエルの小指』道尾秀介【あらすじ&感想・タイトルの意味を考察】ド派手なペテン計画の結末は?道尾秀介さんの小説『カエルの小指 a murder of crows』あらすじと感想・レビューです。少しだけネタバレあります。タイトルの意味の考察と解説、5本の指とあの男の話、印象に残った言葉、蛙化現象、結末について書いています。...

『フーガはユーガ』伊坂幸太郎

彼らには不思議なアレがある!

本の評価

おすすめ
かんどう
いがいさ
サクサク

フーガとユーガ、不思議な力を持つ双子が主人公のお話です。優しさと切なさの余韻があとをひく。ラストは なんとも言えない気持ちになりました。・・・せ、切ない。

ひだまりさん。
ひだまりさん。
泣けてくる。でも優しい気持ちにもなれる。

それにしても、伊坂さんが描く 「悪」 は半端ないですね。周りの人たちの人生が狂わされる。こんな人たちが周りにいないことを願うばかりです。

『フーガはユーガ』伊坂幸太郎【あらすじ&感想】とてつもない悪と切ない結末伊坂幸太郎さん『フーガはユーガ』あらすじと感想です。少しだけネタバレもあります。切ない結末でした。双子の不思議な力と、とてつもない悪が描かれていました。...

名作・ほっこり癒され小説

最後に 太宰治さんの名作1冊と、ほっこり癒され小説より3冊を厳選しました。

『人間失格』太宰治

転落していく男の半生

本の評価

おすすめ
かんどう
いがいさ
サクサク

意外と読みやすかったです。主人公・大庭葉蔵には 全く共感出来なかったけど、面白かった。タイトルが意味深ですね。確かに彼は自堕落でどうしようもないと思いますが、「人間失格」 ではない。

ひだまりさん。
ひだまりさん。
葉蔵は 彼なりにたくさん悩みながら生きてきた。

葉蔵を通して人間の弱さが描かれていて、胸が痛みました。でも人って、何かしら弱い部分を持ち合わせているものですよね。名作でした。

『人間失格』あらすじ・読書感想文と名言|共感できない!? 太宰治が伝えたいことと学んだこと太宰治『人間失格』あらすじと読書感想文です。ネタバレあります。大庭葉蔵の波乱な人生、作者が伝えたいこと・学んだこと、タイトルの意味、名言・印象に残った言葉について書いています。...

『東京すみっこごはん 楓の味噌汁』成田名璃子

楓のお父さんが初登場!?

本の評価

おすすめ
かんどう
いがいさ
サクサク

東京すみっこごはんシリーズ4作目、3つの連作短編集です。このシリーズはどれも ほっこりしてオススメです。今回は 3話とも ちょっぴり切なくて苦味がありました。でもキレイごとばかりじゃないから人間味を感じます。

ひだまりさん。
ひだまりさん。
「SUKIYAKI」 を読んで、常連の柿本さんがより好きになった。

登録人物が魅力なんですよね。ほっこりしたいとき、泣きたいときにオススメの小説です。

『東京すみっこごはん 楓の味噌汁』成田名璃子 / シリーズ4 あらすじ&感想成田名璃子さんの小説『東京すみっこごはん 楓の味噌汁』あらすじと感想です。少しだけネタバレあります。安らぎのクリームコロッケ、SUKIYAKI、楓の味噌汁、程よい苦味について書いています。...
東京すみっこごはんシリーズの読む順番とあらすじ
『東京すみっこごはん』シリーズ【読む順番とあらすじ】 ほっこりする小説の魅力成田名璃子さんの小説 「東京すみっこごはん」 シリーズの読む順番です。簡単なあらすじ、小説の魅力についても書いています。...

『永遠の出口』森絵都

紀子の成長記

本の評価

おすすめ
かんどう
いがいさ
サクサク

ひとりの少女の成長記を描いた物語です。最初はハマれなくて、でもその理由がわかったとき、これはすごい本だ!と思った1冊。・・・読んでいると昔のことを思い出してしまうんです。私の黒歴史。

ひだまりさん。
ひだまりさん。
若気の至り・・・というか、今考えると恥ずかしいことを堂々としていたなと。

きっと主人公の紀子と自分が重なるのでしょうね。でも『永遠の出口』を読んで、恥ずかしいことも全て含めて 「わたし」。それでも一生懸命 生きていたということに気づきました。

『永遠の出口』森絵都【あらすじ&読書感想文】苦い過去を振り返って思ったこと森絵都さんの小説『永遠の出口』あらすじと読書感想文です。思い出さずにはいられない黒歴史、「黒い魔法とコッペパン」、「恋」 と 「卒業」、タイトルの意味について書いてます。少しだけネタバレあります。...

『宇宙のみなしご』森絵都

思春期の中学生を描いた物語

本の評価

おすすめ
かんどう
いがいさ
サクサク

鋭くリアルな子どもの気持ちを描いている1冊です。登場人物の七瀬さんを見ていたら、学生のころと社会人に成り立てのころの私を重ねていました。一生懸命、背伸びをしていたころの自分です。

ひだまりさん。
ひだまりさん。
そういう時期もあったな。懐かしくなる。

「屋根のぼり」 が楽しそうでした。最後の 「屋根のぼり」 をした4人が手を繋ぐシーンが好きです。

『宇宙のみなしご』森絵都【あらすじと感想・解説】ぼくたちは宇宙のみなしご森絵都さんの小説『宇宙のみなしご』あらすじと感想・名言と解説です。少しだけネタバレあります。すみれちゃんと不登校の理由、子どもと大人のちがい、屋根のぼり、七瀬さんの気持ちとキオスクの飛び降り騒動について書いています。...

読まなきゃ損!2019年に読んだ小説イチオシはこの3冊

今日紹介した本の中で特に良かったものが こちらの3冊です。

2019年 マイベスト
  • 『まほり』高田大介 (ミステリ)
  • 『火星ダーク・バラード』上田早夕里 (SF)
  • 『コンビニ人間』村田沙耶香 (ミステリ)

特に 高田大介さんの新作『まほり』。最高でした。来年は『図書館の魔女』新作を期待してます。

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ゆるりと本をよんでいます。ミステリー、ホラー、SF、ファンタジー、何でもよみます。ほとんど小説、ときどき絵本。→ 詳しいプロフィールはこちら

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